ファッション

ファストリが22年版サステナビリティレポートを公開 柳井会長と医学者・山中伸弥氏が対談

 ファーストリテイリングは、「サステナビリティレポート2022」の英字版・日本語版を公式サイト上で公開した。従来、同レポートはアナリストや株主などに向けて公開していたが、21年版から刷新し、一般消費者も読者として意識した構成としている。22年版では、巻頭特集で柳井正会長兼社長と、医学者である山中伸弥・京都大学iPS細胞研究所所長との特別対談を掲載している。

 柳井会長と山中所長の対談は、パンデミックを受けた世界の科学者たちの反応や、ワクチン接種に見る「個人の力、民間の力」の活性化などが要旨。柳井会長は20年に、個人として京都大学へ100億円の寄付をしており、山中所長らが進めている新型コロナウイルス研究やiPS細胞研究などに充てられている。

 ほかに、「ユニクロ(UNIQLO)」のグローバルブランドアンバサダーで、09年からユニクロと所属契約を結んでいる車いすテニスのプロプレーヤー、国枝慎吾選手と、自動車産業や航空宇宙分野で注目を集める若手UXデザイナー、エマ・カライジャン(Emma Kalayjian)氏との対談や、バングラデシュ、ベトナム、米ロサンゼルスのZ世代アクティビスト3組の活動などを紹介。ファーストリテイリングとしての2030年に向けたサステナビリティ目標とそのアクションプラン、難民支援の取り組みの成果なども紹介している。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“個”が主役の百貨店特集2024【WWDJAPAN BEAUTY付録:2023年度世界のビューティ企業TOP100】

7月22日号の「WWDJAPAN」は百貨店特集。 個人の価値観が多様化し、コロナを経てオンライン消費がますます浸透しました。百貨店という業態の存在意義すら問われる中、それでも人が集まる店の条件とは何か。決め手は、品ぞろえでも立地でもなく、情熱と個性を持った“人”の存在。百貨店が元々持っていた強みに光を当てたり、その枠を超えて新分野を開拓したりと、編集力やアイデアを駆使して売り場を面白くしようとする…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。