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ネクイノと関西の鉄道会社が連携 生理用ナプキン無料提供サービス導入に向けた実証実験を実施

 ピルのオンライン処方アプリ「スマルナ」を運営するネクイノと南海電気鉄道、泉北高速鉄道は、女性用トイレで生理用ナプキンを無料提供する実証実験を今春から開始する。

 本実証実験は、ネクイノが3月から開始予定の専用アプリをダウンロード・起動し、女性用トイレに設置してあるディスペンサーにスマートフォンをかざすことで生理用ナプキンを無料で提供する。生理用ナプキンは性質上突如として必要となることも多く、かねてより解決が望まれてきな大きな課題の一つ。女性の経済的な負担やジェンダーギャップ解消に向け、より本質的な女性の課題解決を目指す。

 3社は多様なお客の利便性向上を目的に、生理用ナプキンを提供できる環境を整備すべく、本実証実験を通じて、利用者のニーズや寄せられる意見などを把握し最適な形での導入を検討する。駅の改札内にある女性用トイレに導入するのは関西の鉄道会社で初めて。南海電鉄の難波駅や商業施設、泉北高速の泉ケ丘駅などの一部女性用トイレで実施する。

 ネクイノは2016年に創業。「世界中の医療空間と体験をリデザイン(再定義)する」ことをミッションに掲げ、テクノロジーを活用した次世代の医療空間の実現を目指す。18年6月にリリースしたオンライン診療でピルの処方や医療相談を提供するアプリ「スマルナ」は、21年11月時点で累計65万ダウンロードを記録。そのほか、法人向けの健康支援サービスや自治体と連携して災害時の医療支援やオンラインでの無料医療相談、教育機関との連携などに取り組む。昨年12月に始動した渋谷未来デザインとの「#しかたなくない」プロジェクトが大きな話題になった。