ファッション

シャルマンが19万8000円の眼鏡を月1本だけ受注生産 優しい掛け心地と造形の美しさ追求

 シャルマン(福井県鯖江市、本庄正享社長)は11月11日から、旗艦店の「シャルマン 銀座並木通り」限定で新作眼鏡“GSP#01”を販売している。最新のレーザーおよび切削技術で成形したパーツを職人が磨き上げ、一つ一つ手作業で組み立てるもので、トレンドでもある太めのフォームが特徴だ。素材の一部には、しなやかなバネ性と形状記憶性を持つオリジナル素材“エクセレンスチタン”を使用し、「優しい掛け心地と造形の美しさを追求した」(広報担当者)。価格は税込19万8000円で、ひと月に1本のみ受注生産を行う。

 広報担当者は、「磨き、組み立て、調整などそれぞれの工程で職人の手作業が必要なため、ひと月に1本のみの生産が限界」と説明する。メインブランドの「ラインアート シャルマン(LINEART CHARMANT)」の平均価格帯が約5万円なのに対して、“GSP#01”がかなりの高額商品であることについては、「実験的な商品と言える。リアクションを見つつ、プレミアム路線を強化していきたい」と話す。

 フロントとテンプル部分は3層構造で、1.2mm角の正方形の突起を両面に削り出した透明アセテートプレートを、突起が隙間なく納まる2枚のベータチタンプレートで挟み込んでいる。これによって表現した幾何学模様に光が透過し、角度によって輝きが変化する仕掛けだ。

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