ファッション
連載 ビジネスリポート

ルミネ新宿の好調ブランドは? パーソナルなアプローチが鍵(2021年上半期)

有料会員限定記事

 国内最大の乗降客数を誇る新宿駅に構えるルミネ新宿は、全国ナンバーワンの売上高を誇るショップを多く抱える。旬なブランドやショップを導入しながら、カードホルダー向けに10%オフキャンペーンなども定期的に実施。20〜30代女性を中心に支持を得ている。緊急事態宣言による休業や外出の自粛が影を落とすなかでも好調だったショップとは?草薙恵美子ルミネ常務取締役新宿店長に聞いた。

WWD:1〜6月の商戦を振り返ると?

草薙:緊急事態宣言の影響を受け、1、4、5月は苦戦。その他の月は、過去最高売上の2018年度と比較し、約70%まで回復し健闘したととらえている。1月は7日から緊急事態宣言が出され、入館者が落ち込み、苦戦した。セールニーズも例年に比べると減少傾向で、春物を早く立ち上げるショップが多く、中旬以降はプロパー売り上げの方が上回る結果となった。2月は17ショップを改装し、初日に600万円くらい売るショップもあった。3月は10%オフキャンペーンを19日から10日間行ったが、密を避けるべく告知は顧客のみに限定。入館者数は厳しかったが、ルミネカードの売り上げ自体は大きく下がらず、顧客に支えられた。4月は緊急事態宣言による休業前の駆け込み需要があり、最後の週末に大きな売り上げを作ることができた。5月は12日から営業を再開し、19日から30日まで10%オフを実施。6月はフリー客も増えてきて、下旬からはセール需要のお客さまの姿も見られた。

WWD:そんな中、好調だったカテゴリーやアイテムは?

草薙:1〜3月はリモートワークでトップス需要が顕著で、カジュアルな傾向。身の回り品では、ランジェリーやホームウエア、眼鏡、化粧品が好調に推移した。家中需要でインテリアやキッチン雑貨が好調だった。4月以降もカジュアル傾向は継続しつつ、4月はジャケットやトレンチ、ワンピースなども稼働。5月は麻素材やシアー素材のアイテム、6月に入って久々にオケージョンやギフトニーズが見られた。5月の後半から6月にかけてはウエストマークのワンピースやマーメイドスカート、フリルのブラウスなどのフェミニンなアイテムと、カラーや柄物のパンツやティアードワンピースといったリゾート感のあるものが売れ筋に浮上してきた。

この続きを読むには…
残り1313⽂字, 画像2枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

42ブランドが推す秋冬スタイルから見るメンズリアルトレンド 広がる“グランパコア”

「WWDJAPAN」2024年6月17日号は、“グランパコア”というキーワードを軸に、メンズのリアルトレンドを特集します。“おじいちゃんの着古した服を借りてきた”ようなスタイルの“グランパコア”が今、どのように広がっているのか。セレクト各社やアパレルメーカーの展示会取材を通して背景を考察するほか、各ブランドの24-25年秋冬の推しスタイルを通して見えてくるリアルなトレンドを紹介します。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。