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米美容小売り大手ウルタとテラサイクルがパートナーシップ契約締結 容器再利用事業「ループ」で

 米テラサイクル(TERRACYCLE)と化粧品小売り大手のウルタ(ULTA)はパートナーシップ契約を締結し、容器再利用事業「ループ」で協業することを発表した。サービス開始日や対象商品など詳細は公開されておらず、後日発表するとみられる。「ループ」が大手化粧品小売りチェーンと協業するのは初めてのこと。「ループ」のインスタグラム公式アカウント(@loopstore_us)は、「レフィル(詰め替え)式パッケージを導入してほしいブランドをタグ付けして」と呼び掛けている。

 ウルタはサステナブルな取り組みの一環として、2025年までに商品の50%をリサイクル由来または生物由来、もしくは再生利用可能、詰め替え可能なパッケージに切り替えると発表。透明性を重視するクリーンな成分、クルエルティフリー(動物実験をしない)、ビーガン(動物性原料を使わない)、サステナブル・パッケージ、ポジティブ・インパクトの5つを柱に「コンシャス・ビューティ」プログラムを推進する。ウルタは全米に1200店舗以上を展開する巨大チェーンで、ウルタの参入は、消費者にとっては環境配慮や商品購入の選択肢の一つとして「ループ」のレフィル容器にアクセスしやすくする。ウルタのデイヴ・キンベル(Dave Kimbell)社長は、「最初は恐らくオンラインのみのスタートとなるが、パートナー企業を広げ、業界の変化を加速させたい」とコメントしている。

 「ループ」はリサイクルスタートアップのテラサイクルが仕掛ける新事業で、繰り返し使える専用容器を利用した商品のショッピングプラットフォーム。本国とフランスで昨年スタートさせ、日本にも10月の上陸を予定する。日本では大手スーパーのイオン17店舗と、5000世帯を対象とした配達・回収のオンラインサービスを試験的に導入する。メーカーはキッコーマンや味の素、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン(PROCTER & GAMBLE JAPAN)、資生堂やアイエヌイー(I-NE)が参加する。