「ビューティフルピープル(BEAUTIFUL PEOPLE)」は7月8日、写真家ロバート・メイプルソープ(Robert Mapplethorpe)とのコラボアイテムを発売する。青山店や伊勢丹新宿本店、銀座三越、渋谷パルコなどで取り扱う。また先行発売として、6月26日から公式オンラインストアで販売を行い、一部商品は完売している。
アイテムはユニセックス展開の全6型。「ビューティフルピープル」のベーシックラインに、“静寂と緊張”というテーマでセレクトした代表的な4点のモノクロ写真を掛け合わせた。またメイプルソープの写真とブランドのロゴをプリントした大きなタグが、ゼッケンのように生地に縫い付けられていることが特徴だ。定番アイテムのライダースジャケット(サイズ120〜160、各9万5000円、170〜190、各11万5000円)、コーチジャケット(34〜42、各5万4000円)、パーカ(150〜190、各3万8000円)、ボウリングシャツ(34〜42、各3万円)、Tシャツ(150〜200、各1万8000円)、トートバッグ(1万円)をラインアップ。
またハードな印象のライダースジャケットにはユリの花を、はっ水機能を持つコーチジャケットには水面の写真を合わせて表現するなど、「ビューティフルピープル」らしいユーモアさも加えた。Tシャツとトートバッグは4作品全てのタグをそろえる。
メイプルソープは米・ニューヨーク州ロングアイランド生まれの写真家。42歳の若さで死去。“植物”、 “ヌード”、“セックス”を主題に、被写体や色彩、ライティングなどの細部にこだわり、完璧な構図を追求した作品を発表してきた。また当時タブーとされていた同性愛や性的描写など、常識を覆す数々の挑戦を写真で表現。2019年には没後30周年として、ニューヨークのグッゲンハイム美術館で大回顧展「IMPLICIT TENSIONS:MAPPLETHORPE NOW」が開催された。これまで、「ラフ・シモンズ(RAF SIMONS)」が17年春夏ピッティ・メンズ・コレクションにアーカイブ写真を採用するなど、ファッション界にも多大なる影響を与えてきた。