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佐伯チズ・美容家がALSを公表 車いす生活も活動は継続

 佐伯チズ・美容家が3月23日、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患っていることを公表した。公式ブログでは佐伯・美容家がメッセージを発信する動画を投稿。「半年ほど前から右脚に違和感を感じ、昨年末には思うように動かすことができなくなりました。いくつかの病院で精密検査を受けました結果、『筋萎縮性側索硬化症(ALS)』と診断されました」とコメント。現在は歩くことも困難で車いすでの移動となっているが、今後も可能な限り活動を行うと誓った。

 佐伯・美容家は「これまでのようにハキハキとお話することも徐々に難しくなってきました。多くの方の肌に触れてきた指や手も、思うように力を込めることができなくなっています」と現状を報告。「想像していたよりも進行が早く、ご期待にお応えできなくなってしまったお客さまや、講演会などを楽しみにしてくださっていたファンの皆さまには、心よりお詫び申し上げます」と詫びた。

 また、公式ブログに掲出されている動画では「この50年間、馬車馬のごとく頑張ってきました。入院もしたことがないし、点滴も受けたことがないんですけど。自分の健康、元気。これがあってこそのキレイだということを忘れないで。私はそれを実践してきたつもりだったんですよ。健康で元気だったんですけど、急に脚が動かなくなって、教えていただいたのがこの結果だったんですね。でも私は皆さんに訴え続けてきました。もっと自分を大切にね。自分らしくなるのよ」とメッセージを伝えると、涙をこぼした。

 佐伯・美容家は現在76歳。2003年にディオール(Dior)を退職後に独立し、“美肌師/美容家” として数々の書籍を執筆。現在の“美容家”の礎をつくった。2018年10月18日号の「WWDビューティ」特集で取材を受けた際は、75歳から80歳までは「これまでにできなかったことを行う5年間にしたい」と語り、全国各地で「美肌塾」と題したセミナーを精力的に行っていた。