ビジネス

パルコが上場廃止へ JフロントのTOB成立で

 パルコは3月18日で上場を廃止すると発表した。昨年12月26日、パルコ株65%を所有する親会社のJ.フロント リテイリングが約658億円を投じ、株式の公開買付け(TOB)による完全子会社化を発表。2月25日には議決権の96.43%までの買い付けに成功していた。パルコは1987年1月に東証2部に上場、翌年の88年に東証1部に銘柄変更していた。

 パルコはもともと、西武百貨店を中核に良品計画などを抱えた大手流通企業セゾングループの主力企業の一つ。1969年にファッションビルの先駆けとなるパルコ1号店の池袋パルコをオープン、1973年には渋谷パルコをオープンしていた。

 その後セゾングループの解体に伴い、2011年には筆頭株主だった森トラストと12.3%を獲得し第2位の株主に浮上していたイオンの森トラスト・イオン連合と、当時のパルコ経営陣の間で経営権を巡る対立が勃発。Jフロントが12年に森トラストからの買い取りとTOBを経て、子会社化していた。

 今後パルコは、Jフロントグループの不動産開発を担う中核企業として百貨店とファッションビルを連携させた新しい街づくりを進めていく。

最新号紹介

WWD JAPAN

注目高まる新50〜60代市場 “主役世代”の消費はこうつかめ!

「WWDJAPAN」5月10日号は、「注目の新50〜60代市場」特集です。日本女性の過半数が50歳以上となった今、50〜60代は消費の“主役”として存在感を増しています。子育て期などを経て、再び人生を“主役”として謳歌する世代でもあります。そんな50〜60代を「WWDJAPAN」は“主役世代”と命名し、このマーケットに刺さるビジネスを取材しました。3人の“主役世代”女性による座談会のほか、シニアに…

詳細/購入はこちら