ビジネス

「無印良品」3〜8月期は出店コスト増で減益 衣料品は絶好調

 「無印良品」を展開する良品計画の2019年3〜8月期は、営業利益が前年同期比12.6%減の205億円だった。国内での出店経費や人件費、欧州での物流費や販促費の拡大を増収で吸収できなかった。純利益は同26.7%減の132億円になった。

 売上高にあたる営業収益は同7.5%増の2164億円。国内事業は4月に開店した銀座旗艦店などを含めて純増16の472店舗に増やしつつ、既存店売上高も同3.4%増と好調だった。とりわけ衣料・雑貨の売上高は同24%増だった。天候には恵まれなかったが、太番手Tシャツ、ムラ糸Tシャツなどの夏物衣料がよく売れた。継続して行なっている値下げ策も集客に寄与した。

 通期(20年2月期)は営業収益が前期比11.5%増の4554億円、営業利益が同1.2%増の452億円、純利益が同12.9%減の294億円を予想する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Is AI GOOD?AIがもたらす「ゲームチェンジ」

「WWDJAPAN」12月1日号は、ファッション&ビューティ業界でいよいよ本格化する“AIゲームチェンジ“を総力特集しました。11月19日のグーグル「ジェミニ3.0」発表を契機に、生成AIは「便利なツール」から「産業の前提インフラ」へ変貌しつつあります。ファッション&ビューティ業界で浸透する生成AI及びAIの活用法とゲームチェンジに向けた取り組みを紹介しています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。