ファッション

オンワードHD3〜5月期、5.5%営業増益

オンワードホールディングスの2027年2月期第1四半期(26年3〜5月)連結業績は、売上高が前年同期比5.5%増の634億6600万円、営業利益が同5.5%増の56億4700万円、純利益は同18.1%増の50億4300万円だった。「アンフィーロ(UNFILO)」「カシヤマ(KASHIYAMA)」「チャコット・コスメティクス(CHACOTT COSMETICS)」など戦略強化ブランドの好調が業績を押し上げた。純利益の大幅増益には、投資有価証券売却益13億8900万円を特別利益に計上したことが寄与した。

中核会社オンワード樫山(持ち株会社を含む)は、売上高が前年同期比2.0%増の314億1000万円、営業利益が同9.7%増の33億9700万円だった。百貨店販路は減収となったが、ショッピングセンターを含む直営店やECの売上が伸長し、店舗運営の効率化で販管費率も改善した。ブランド別では「アンフィーロ」が25.7%増と引き続き大きく伸ばし、ららぽーと豊洲に出店した初のブランド単独店も好調に滑り出した。基幹ブランドの「23区」もシーズンレスアイテムが売れて同1.0%増と堅調だった。「J.プレス(J.PRESS)」は国内が春夏商品の好調により8.3%増となり、2月にはファッションショーを実施しブランドの集客に貢献した。

グループのブランドでは、オンワードパーソナルスタイルが手がけるオーダーメードスーツの「カシヤマ」が、各種デジタル施策による集客が貢献し38.5%増となった。オーダーシャツの生産拠点を増設したほか、立川と豊洲のショッピングセンター内への新規出店も好調に立ち上がった。チャコットが展開する「チャコット・コスメティクス」は、池田エライザを起用した初のテレビCMなど大規模なプロモーションで認知度が向上し45.4%増となった。バラエティストアやドラッグストアで売り場展開を広げ、チャコットでは初めてコスメの売上高がバレエ事業を上回る四半期となった。グループ全体の販路別売上高は、百貨店が4.5%減となった一方、ショッピングセンターを含む直営店などが11.7%増、ECが5.2%増と伸長した。

27年2月期の通期の連結業績予想は期初計画を据え置いた。通期では、売上高が前期比4.3%増の2470億円、営業利益が同10.3%増の128億円、経常利益が同10.0%増の123億円、純利益が同10.9%増の112億円を見込む。第2四半期(6〜8月)中は、7〜8月に百貨店やショッピングセンターでキャンペーンを仕掛けて夏商戦の拡大を図るほか、中東情勢などによる原価上昇を見据え、秋冬商品はブランドやアイテムごとに精査しながら値上げを実施する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

JAPAN HEAT WAVE!熱波の欧州で躍動する日本のクリエイション 2027年春夏メンズコレ速報

今季の欧州を覆ったのは、史上最高気温を更新する記録的な熱波。しかしそれに負けないほどの熱を帯びていたのが、日本人デザイナーのクリエイションでした。公式スケジュールにはミラノで「シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)」、パリで「ソウシオオツキ(SOSHIOTSUKI)」が新たに加わり、今回も計15を超えるジャパンブランドが名を連ねました。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。