「エルメス(HERMES)」は7月8日、ナデージュ・ヴァンヘ(Nadege Vanhee)=ウィメンズウエア・アーティスティック・ディレクターによる初のオートクチュール・コレクションを、2027年1月のパリ・オートクチュール・ファッション・ウイーク中に披露することを発表した。かねてより期待されていた、同ブランド初のクチュール・コレクションとなる。
「チームを心から誇らしく思う」とデュマ=エグゼクティブ・チェアマン
「エルメス」は、25年2月に開催した24年12月期決算の説明会でクチュールに取り組んでいることを明らかに。アクセル・デュマ(Axel Dumas)=エグゼクティブ・チェアマンはその際、開発に時間をかけていることから、26年後半〜27年前半の披露になるのではないかとの見解を示していた。同氏はまた、今年2月の決算発表会で「途中経過を見たが、すでに素晴らしい出来栄えだ。とてもワクワクしているし、チームを心から誇らしく思う」と語っている。
情報筋の話によれば、同ブランドはクチュール・コレクションの制作のためアトリエやデザインチームを拡充しており、直近では「セリーヌ(CELINE)」のレア・ペクル(Lea Peckre)前デザイン・ディレクターを迎えたという。本件に関し、「エルメス」からのコメントは得られなかった。
メンズも新たなデザイナーによる初コレクションを披露
なお同ブランドは、やはり来年1月、メンズウエア部門を新たに率いるグレース・ウェールズ・ボナー(Grace Wales Bonner)=クリエイティブ・ディレクターによる初のコレクションを披露する。