
クリスチャン ディオール クチュール(CHRISTIAN DIOR COUTURE)とフランス・モード学院(IFM)は、サステナビリティに特化した人材育成の取り組み「サステナビリティ ファッション リーダーシップ プログラム」を共同で立ち上げた。ファッション・ラグジュアリー産業を再構築するサステナビリティへの移行に直面するメゾンのチームを支援する狙いで、両機関が共同で設計した。
プログラムを通じて、ディオールの全従業員がIFMと共同制作した講義やコンテンツにアクセスできるようになる。同メゾンの環境ロードマップ「ドリーム イン グリーン(DREAM IN GREEN)」と、LVMHグループの環境プログラム「ライフ360(LIFE 360)」とも強く連動する取り組みと位置づける。
中核となるのは、IFMの学術的知見とメゾンの実務的専門性を融合した1年間の認定トレーニングだ。まず23人のキーパーソンを対象に、計80時間を4つのモジュールに分けて実施する。規制対応、責任ある調達・製造、トレーサビリティ、生物多様性、エコデザイン、サーキュラーエコノミー、気候変動と持続可能な事業活動、新たなクリエイションモデルなど、ラグジュアリーの未来を左右する主要テーマを扱う。メゾン内で具体的かつ革新的なプロジェクトを生み出すための専用コーチングセッションも設け、学びを実践へとつなげる。
これと並行して、世界中のディオール従業員が参加できる国際カンファレンスも順次開催。気候変動や生物多様性、サーキュラーエコノミーといったテーマを軸に、全社的な機運をさらに広げていく考えだ。両者は同プログラムを、ファッションとラグジュアリーの未来を担う次世代の育成に向けた野心的な提携の成果と説明している。
