スケッチャーズ ジャパンは5月21日、「スケッチャーズ(SKECHERS)」の日本のバスケットボール選手との契約記者会見を開催した。会見には、デイビッド・K・トダ社長が登壇しグローバルでの事業成長や日本市場戦略を説明した後、島根スサノオマジック所属の岡田侑大(おかだ・ゆうた)選手、三遠ネオフェニックス所属の大浦颯太(おおうら・そうた)選手、渋谷シェルフィーダ.エグゼ所属の小澤崚(おざわ・りょう)選手ら契約選手が登場した。“スケッチャーズ バスケットボール部マネージャー”という設定でゲスト出演したタレントのLiLiCoさんとともにトークを繰り広げた。
同社は今回、日本のバスケットボールカテゴリー始動に合わせ、Bリーグや3x3で活躍する6選手との契約を発表した。会見では「5月21日はスケッチャーズ ジャパンのバスケットボールにとって“ビッグデー”」と位置付け、日本市場で本格的に競技カテゴリーを強化していく。
“世界3位”の成長ブランドが日本市場を加速
冒頭、トダ社長は「スケッチャーズ」の成長戦略について説明した。同ブランドは1992年に米・マンハッタンビーチで創業し、現在はフットウエア企業売上高世界3位に成長、2024年時点での売上高は約1兆3000億円を超えた。トダ社長は「過去10年間で売上は3倍以上に成長している。『スケッチャーズ』の強みは“コンフォート・テクノロジー・カンパニー”であること」と語り、履き心地を軸にした商品開発が急成長を支えていると説明する。
日本では現在、約5300店舗で商品を展開する。直営・フランチャイズ店舗は64店舗まで拡大し、今後も大型旗艦店の出店を進める予定だという。昨年オープンした神戸元町の旗艦店は約300坪規模で、スポーツをテーマにした日本初の店舗として展開している。同社は近年、ランニングやゴルフ、サッカーと並び、バスケットボールを重点カテゴリーに位置付けている。トダ社長は「バスケットボールは非常にダイナミックで、若い世代との親和性が高い。日本でもさらに成長していくスポーツだと思っている」と語った。
「滑らない」「疲れにくい」 契約選手が語る着用感
会見では、契約選手たちが実際の着用感についてコメントした。
岡田選手は、「シーズン60試合の長い戦いでも、疲労がたまりにくい。靴のことで悩むことが少なかった」と話し、軽量性と安定感を評価した。特に自身のプレースタイルにおいて重要なブレーキ動作時のグリップ力に信頼を置く。大浦選手は、「切り返しの多い競技だが、グリップがしっかり効いて滑らない。滑ると体への負荷が増えるので、そこが軽減されている」とコメント。小澤選手も、「3x3は1日に4〜5試合行うこともあるが、長時間履いても疲労を感じにくい」と語った。LiLiCoさんは選手たちとの掛け合いを交えながら、「グリップ力は重要。有名タイヤメーカー(グッドイヤー)のラバーを使っているので安心感がある」とアピールした。会場では終始、和やかな雰囲気でトークが進行した。
3モデルのバスケットボールシューズが登場
会見では、スケッチャーズのバスケットボールシューズも紹介された。
岡田選手と小澤選手が着用した“スケッチャーズ SKX ネクサス”は、軽量性とグリップ力を特徴とするモデル。アウトソールにはグッドイヤー製ラバーを採用し、高いグリップ性能を持つ。大浦選手が着用するNBA選手ジョエル・エンビードのシグネチャーモデル“スケッチャーズSKX J1”も披露された。ミッドソールには反発性とクッション性を両立する素材を使用し、デザイン面ではエンビードが大切にする“ヘリテージ”“スポーツ”“家族”という3つの柱を表現した。会見には登場しなかったが、女子契約選手の樋口鈴乃(ひぐち・すずの)選手、高橋芙由子(たかはし・ふゆこ)選手が着用する”スケッチャーズ SKX フルコート プレス”も紹介。低重心設計や土踏まずを支えるスタビリティ機能など、競技特性に応じた設計を採用している。
「日本代表」「Bプレミア優勝」 選手たちが掲げる次なる目標
契約選手たちは来季への意気込みも語った。
小澤選手は、「オリンピックで金メダルを取ることが目標」とコメント。岡田選手は、「日本代表合宿にも参加していく。Bリーグのベストファイブに選ばれる選手になりたい」と話した。大浦選手は、「リーグを代表する選手になりたい。見ている人に影響を与えられる存在になれれば」と語り、新たに始まる「Bプレミア」への意欲を見せた。