MTGが展開するフェムケアブランド「シックスパッド フォー ウィメン(SIXPAD FOR WOMEN)」は6月3日、はいて骨盤周りをケアするEMS製品“コアヒップ”(4サイズ展開、各5万8300円)を発売する。ECと一部店舗で取り扱う。
“コアヒップ”は、同ブランドが女性の2大ニーズと捉える腹部とヒップラインの筋肉に対し、EMSで働きかける。大臀筋や腹直筋の下部といったアウターマッスルに加え、腸腰筋、骨盤底筋といったインナーマッスルにもアプローチ。骨盤周り全体の安定性を高め、健やかな体へ導く。
浮きにくく密着しやすいように台形形状の電極を採用し、電極のサイズや厚みも部位ごとに調整。骨盤底筋付近の電極部には伸びにくい生地を使用し、動いても位置がずれにくいように設計した。家事や仕事中の“ながら使い”を想定し、無理なくライフスタイルに組み込めるようにした。
5月25日には“骨盤底筋ショーツ”(5サイズ展開、全4色、各4950円)を発売する。ケア用下着に見えないデザインを採用しながら、骨盤底筋を支えて整える仕様を採用した。
誕生から半年
「骨盤底筋」軸から次へ
同ブランドは2025年10月に誕生。EMSトレーニングブランド「シックスパッド」から派生し、女性特有の体と心の悩みに寄り添うブランドとして立ち上げた。第1弾は“骨盤底筋ケアガードル”(5サイズ展開、各1万1000円)、第2弾は骨盤底筋専用EMS “ペリネフィット” (8万8000円)など、「骨盤底筋」をキーワードに製品を展開する。
石谷桂子・常席執行役員ウェルネス事業本部本部長によると、ビジネスの進捗は「非常に堅調に推移している」という。26年1月に発売した“ペリネフィット”は当初、70歳以降を主な購買層に想定していたが、実際には20代の購入もあり、購買層は35〜80歳と幅広かったという。高価格帯のハードルも懸念していたが想定以上の反響があり、石谷桂子・常席執行役員ウェルネス事業本部本部長は、「骨盤底筋に関わる悩みは特定の年代に限られず、人生に長く寄り添うテーマだと分かった」と話す。
石谷・常席執行役員ウェルネス事業本部本部長は「骨盤底筋のニーズが大きいという観点から3アイテムを展開してきたが、女性には冷えやむくみなど様々な課題がある。今後はその観点からも積極的に商品展開を考えていく。体だけでなく顔など、その対象部位も含めてブランドとして広がっていきたい」と意気込む。
「チャームナップ」と
啓蒙を強化
同ブランドは、製品展開に加えてフェムケアの啓発活動にも注力する。そのコミュニティの拡大を狙い、ユニ・チャームが展開する吸水パッドブランド「チャームナップ(CHARMNAP)」と共同で啓発活動を進める。
尿漏れといったフェムケア課題に対し、今困っている状況に対応する製品を展開する「チャームナップ」と、将来的に困りにくい体づくりを提案する「シックスパッド フォー ウィメン」は親和性が高いと判断した。今後の取り組みは検討中だが、同じ課題に向き合うブランド同士として、まずは販促などでのコラボレーションを予定する。
このほど実施された発表会では、「チャームナップ」による生理用ナプキンと吸水パッドの違いを紹介するデモンストレーションスペースを設けた。同社によると、吸水パッドを購入することへの抵抗感から、尿漏れ対策に生理用ナプキンを代用している人も多いという。一方で、実際には中に使われている素材や吸収性能、逆戻りのしにくさ、快適性に違いがあるため、合ったものを選択する必要性があるという。