
「バーバリー(BURBERRY)」は、エリザベス2世女王の生誕100周年を記念し、英国王室の部門である“ロイヤル・コレクション・トラスト(ROYAL COLLECTION TRUST)”とコラボレーションしたカプセルコレクションを発売した。世界各地の「バーバリー」店舗およびイギリス・エディンバラ、ロンドン、ウィンザーの「ロイヤル・コレクション・トラスト」の店舗と両者の公式オンラインストアで取り扱い中だ。
4月に開幕する展覧会に先立って発表
同コラボは、2026年4月にバッキンガム宮殿のキングス・ギャラリーで開幕するエリザベス2世女王のファッションをテーマにした過去最大規模の展覧会に先駆けて発表した。同展では、エリザベス2世女王が実際に着用していた「バーバリー」のデザインも展示予定だ。
エリザベス2世女王は在位中、長年にわたり「バーバリー」を愛用し、1955年には同ブランドに王室御用達認定を授与した。アウトドアでの活動の際に「バーバリー」を選ぶことが多く、それは予測の難しい天候から人々を守るというブランドの理念とも重なる。同コレクションでは、女王の象徴的なワードローブに着想を得て、「バーバリー」を代表するアウターウェアやスコットランド製カシミアを通して表現した。
エリザベス2世女王が好んでいたスタイルのひとつであるベルト付きカーコートは、ヨークシャー州キャッスルフォードで制作し、軽量のコットンギャバジンを使用した。ホリーグリーンの生地にはコントラストのある糸を織り込み、ほのかな玉虫色の効果を生み出した。
また、同カプセルコレクションのために新しいカラーのアイコニックな“バーバリー・ハウスチェック”を制作した。ホリーグリーンのカラーパレットで表現されたこのチェックは、女王が着用していたタータン“オールド・スチュワート・タータン”に着想を得た。カーコートのシルクライニング、スコットランド製カシミアスカーフ、そして王室一家のハイランドの邸宅であるバルモラル城を手描きで描いた“シルクツイルスカーフ”の縁取りに使用している。
ジュエリーでは、エナメルのチェック柄コートを着たコーギーをモチーフにしたゴールドプレートのブローチが登場。フレッシュウォーターパールにはバーバリーの騎士モチーフをあしらった。
バッキンガム宮殿で開催する展覧会について
バッキンガム宮殿のキングス・ギャラリーで4月10日に開幕する「QUEEN ELIZABETH II: HER LIFE IN STYLE」は、英国史上最も長く在位した君主であるエリザベス2世女王の卓越したワードローブを称える展覧会。幼少期から王女時代、そして歴史的な女王としての治世に至るまで、約10の年代を通して女王のスタイルを辿りながら、オフデューティの装いから世界の舞台における重要な瞬間の装いまで、独自のドレススタイルの進化を紹介する。
本展では、女王の個人のワードローブから約200点が展示され、その多くが初めて一般公開される。衣服に加え、ジュエリー、帽子、靴、アクセサリーなども紹介されるほか、これまで公開されたことのないデザインスケッチ、生地見本、手書きの書簡なども展示。これらのアーカイブ資料は、世界で最もよく知られた女性の1人である女王の装いがどのように生み出されたのか、その創造のプロセスを明らかにするとともに、女王自身がワードローブの形成に深く関わっていたことを示すという。