日本百貨店協会は25日、1月度の全国百貨店売上高が前年同月に比べて2.3%増だったと発表した。プラス成長は2カ月ぶり。全体の約1割を占める訪日客の売上高(免税売上高)は中国人客の減少と春節休暇の2月への月ズレに伴い、19.1%減だった。一方、昨年末からの株高の恩恵を受けて国内の富裕層がラグジュアリーブランドや時計・宝飾品を積極的に買い求めたため、国内客の売上高は5.5%増だった。
商品別売上高では、人気宝飾ブランドの値上げ前の駆け込み消費もあったため「美術・宝飾・貴金属」が17.7%増の563億円で、伸び率が突出していた。次に伸び率が高かったのが、「菓子」の9.3%増の411億円で、こちらは年々盛り上がるバレンタイン催事が後押しした。衣料品は、婦人服の一部でコートなど防寒衣料が動いたものの、全体としては1.2%減と振るわなかった。