「シロ(SHIRO)」を展開するシロは11月21日、森の恵みと香りを味わうレストラン「モリシロ」をオープンする。場所は、同社が運営する北海道砂川市の付帯施設「みんなの工場」の敷地内で、敷地面積は約1850平方メートル。全10席を用意し、6品のコースメニュー“ザ セント オブ フロスティ ウッズ”(1万3200円)を提供する。木・金・土・日の12時から15時まで、ランチタイムのみ営業する。
「モリシロ」は、食材の産地や作り手、料理が作られた背景などを共有する場所としてオープン。季節ごとに“素材に合わせた”料理を提供予定だ。レストランを“開く”という考えのもと、食材をはじめ、調味料や調理工程、ごみの行く末にいたるまで全てを見せるオープンキッチンを採用。作り手に近い距離から調理の様子を見せることで、目と鼻、舌で料理を体験できる場を目指す。
料理の特徴は香りとの調和だ。肉や野菜などはたき火で調理し、植物の芽や花、実や枝葉などを蒸留・発酵させたものを“香りの調味料”として使用する。薪には間伐材を利用し、料理に合わせて針葉樹や広葉樹などの樹種を使い分けるほか、生木や乾燥させたものは風味付けに用いる。
「みんなの工場」とは
「みんなの工場」は2023年4月にオープンした「シロ」の製品を製造する工場に、ショップやカフェ、キッズスペースとラウンジなどを併設した、人と環境に配慮した循環型の施設。2年半で71万人が訪れ観光施設にもなっている。
■「モリシロ」
オープン日:11月21日
時間:木・金・土・日 12:00〜15:00
定休日:月〜木
場所:「シロ」“みんなの工場”敷地内
住所:北海道砂川市豊沼町54-1