
「フェルナンダ(FERNANDA)」は11月13日、イチゴの香りを集めたイチゴコレクションを数量限定で発売した。ラインアップはオードパルファムやボディーミスト、ボディーソープ、ハンドクリームなど全20種で、直営店舗と公式オンラインストアのほか、15日からはバラエティーショップでも順次取り扱う。同コレクションは2023年から開始し今年で3回目。昨年からは福岡県のイチゴ農園、白木のいちごとタッグを組み、イチゴの王様として知られるあまおうの廃棄果実から抽出したエキスを配合している。
「やむを得ず廃棄になるイチゴが誰かに喜ばれるなら」

“あかい、まるい、おおきい、うまい”の頭文字から命名されているあまおうは、古い葉の除去から花の間引き、果実に光を当てる作業など丹念な手入れが欠かせない。「手間を掛ければ掛けるほど、おいしい実を付けてくれる」と白木いちごの白木代表。その一方で、傷つきやすいイチゴは廃棄量も多く、白木のいちごでは多い日でバケツ3杯分、年間約3トンにも及ぶという。そこで、「フェルナンダ」と白木イチゴは廃棄予定の“ロス果実”からエキスを抽出し、保湿成分としてアップサイクルイチゴ果実エキスを作り上げ、製品に配合する取り組みを始めた。香料にも本物の国産イチゴを使用し、甘味と酸味のバランスが良い完熟ストロベリーをベースに、みずみずしいリーフィーグリーン、優しい甘さのキャンディードストロベリーを重ね、摘みたての完熟イチゴをイメージしたジューシーな香りを再現している。
白木代表は「傷んでいるところを削れば加工に回すことはできるが、手が掛かるためなかなか難しいのが現状だ。そこで『フェルナンダ』の取り組みに賛同した。やむを得ず廃棄になってしまう野菜や果物はどんな農家でもたくさんあるので、それらが生かされ、さらに誰かに喜んでいただけるなら、やる価値は大いにあると思う」と述べている。
フレグランスやボディーケアのセットも用意
アイテムは、フレッシュなイチゴの香りを楽しめる“オードパルファム”(12.5mL、2860円/50mL、5500円)、“プレミアムボディミスト”(95mL、3080円)、“プレミアムハンドクリーム”(50g、1540円)や、12.5mLのオードパルファムとミニサイズのハンドクリームを組み合わせた“ミニフレグランスセット”(20g、3740円)も用意。“リネンスプレーグランデ”(250mL、3520円)や“アロマディフューザー”(80mL、3740円/210mL、7700円)、“アロマオイル”(10mL、2420円)など、生活に香りを添えるアイテムもラインアップする。
ボディーケアはほかに、“プレミアムハンドソープ”(200mL、2200円)や“プレミアムボディソープ”(360mL、3300円)、“シュガースクラブ”(300g、3960円)、“ハンド&ボディホイップクリーム”(300g、3740円)を、ヘアケアは“プレミアムヘアオイル”(140mL、3740円)、“プレミアムヘアミスト”(100mL、2860円)もそろえた。バラエティーショップでは“リッチオーデコロン”(30mL、1870円)や“リッチハンドクリーム”(50g、990円)、“リッチマッサージミルク”(250mL、1760円)のほか、“ボディスプラッシュ”現品にリッチハンドクリームの20gサイズを組み合わせた“ギフトセット”(1980円)も取り扱う。