ファッション

【パリ速報】「ポール・スミス」、ハピネスにひとさじの毒をのせて

 「ポール・スミス」のパステルピンクのランウェイに登場したのは、サーモンピンクからフューシャピンクまで豊富な色味で見せる"ハッピー"なウエア。ほんのりと彩るシャーベットカラーの柔らかな素材で仕立てたスーツは、シルエットもリラックスしたゆとりを持たせた。

 しかしよく見ると、シャツの襟は鋭くとがって長く、スーツには不規則に色の切り返しをのせている。スイングトップ風のプルオーバーやジャケットの後身頃などにはファスナーを走らせ、メタリックな抑揚をプラス。ベーシックで心地良さを感じるウエアにさりげないギミックを加え、単純なハピネスなだけでは終わらない奥行きを持たせた。

 多くのブランドがハッピーをボタニカル柄で表現している中で、同ブランドが選んだモチーフはキノコ。しかも、紫や青が混ざった毒っ気を感じさせる色味で表現している。スウェットに大きなキノコをのせたり、シャツに細かくちりばめたり、ブルゾンに立体的なグラフィック模様をジャカードで配したりと、豊富なラインアップだ。

 難易度が高い甘いピンクのカラーパレットに、これらの毒が混じることで、ぐっとリアルな着こなしに。フィナーレでは、デザイナーのポール・スミスがモデルたちとともに登場し、笑顔でランウェイを一周。「ポール・スミス」流のハピネスを印象付けるショーとなった。

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