
日本発のスキンケアブランド「タカミ(TAKAMI)」は10月1日、2種の化粧水(100mL、4070円/150mL、5940円)を発売する。老化サイクルにアプローチし、心地良い肌なじみと浸透性をかなえる。9月24日に伊勢丹新宿店で先行発売する。
化粧水の開発にあたり「タカミ」は、“角質硬化”に着目。角質は水分やアミノ酸などの天然保湿因子(NMF)を失うと柔軟性が低下し、硬化するという。角質硬化は、コラーゲンの分解促進や肌代謝の乱れなど、表皮・真皮の構造や機能に悪影響を及ぼし、老化サイクルを引き起こす。「タカミ」は2種の化粧水で、潤いに満ちた健やかな角質にアプローチし、肌本来の健やかな状態を目指す。
化粧水には、NMFの半分以上を構成するアミノ酸にヒアルロン酸やトレハロースなどの潤い成分を配合。角層のすみずみまで潤いを与え、強くしなやかな角層に導く。またコラーゲンの生成もサポーし、肌全体のコンディションにアプローチする。摩擦を抑えてすっとなじむ心地良さと、潤いの持続力にもこだわった。界面活性剤や油分を使用せず、肌に寄り添う低刺激設計を採用した。
“ローションI”は、さらっとしたみずみずしいテクスチャーが特徴。肌に素早くなじみ、ベタつかない後肌感で、透明感溢れる滑らかでしなやかな肌へ導く。“ローションII”はとろりとしたテクスチャーで、肌に滑らかになじむ。マイクロヒアルロン酸を配合し、ハリと弾力のあるもっちりとした肌を目指す。
「タカミ」について
「タカミ」は1999年、東京・表参道の美容皮膚科クリニックから誕生したスキンケアブランド。2021年に日本ロレアル傘下となった。主力製品の角質美容水“タカミスキンピール”(30mL、5500円)は、今年で誕生20周年を迎えた。化粧水と併用することで、“タカミスキンピール”の浸透をさらにサポートする。
天谷美乃里・ロレアル リュクス事業本部 タカミ事業部 事業部長は、「生まれたての肌を取り戻すような体験を、あらゆる肌タイプの人にしていただきたい。全ての製品をどのような肌の人にも使っていただけるような、必要十分なミニマルな処方にこだわって開発している。新作の化粧水を含め、今後も新たなチャレンジとしてさまざまな提案をしていきたい」と話した。