1. 丸山敬太が語る NIGOとの意外な接点

丸山敬太が語る NIGOとの意外な接点

企業タッグ ポップアップ インタビュー

2018/10/15 (MON) 14:00
丸山敬太デザイナー PHOTO BY KAZUSHI TOYOTA

「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」は、丸山敬太デザイナーが普段から私服として愛用するメンズブランドを集めたポップアップイベント「ケイタズワードローブ(KEITA’S WARDROBE)」を東京・青山のコンセプトショップ、丸山邸MAISON de MARUYAMAで開催中だ。

NIGO(R)が手掛ける「ヒューマンメイド(R)(HUMAN MADE(R))」やオオスミタケシと吉井雄一がデザインする「ミスター・ジェントルマン(MISTERGENTLEMAN)」、渡辺真史の「ベドウィン&ザ ハートブレイカーズ(BEDWIN & THE HEARTBREAKERS)」、アーティストのMAGDRONとタトゥアーの鎌田めぐむの「ブラック ウィドウ(BLACK WEIRDOS)」など、丸山と親交のあるブランドのアイテムが並ぶ。 丸山の“私服そのもの”という商品のセレクトポイントや、ブランドのメンズデザインについて本人に聞いた。

WWD:企画のメンズセレクトのポイントは?

丸山敬太「ケイタ マルヤマ」デザイナー(以下、丸山):バイヤーとしてセレクトしたのではなく、“僕のお買い物を紹介”みたいな感じです。普段からショッピングが大好きで、いろんなブランドの展示会に伺っています。よく、着ている服を「敬太さんが作った服?」と聞かれることが多くて、その回答を形にできたらと企画しました。「ケイタズワードローブ」ってタイトルにしたけれど、まさに今季僕が買ったラインアップになっています。

WWD:「ヒューマンメイド」とのコラボのきっかけは?

丸山:NIGO君の奥さんの(牧瀬)里穂ちゃんは昔から「ケイタ マルヤマ」を着てくださっていて、里穂ちゃんがつなげてくれました。NIGO君とは同じ時代を生きてきたけれど、ファッションのタイプは異なっていたのでなかなか接点がなかったんです。でも僕はNIGO君の作るもの、やっていることがずっと好きで、今回「一緒に何かできませんか?」って聞いたら、快く引き受けてくださった。丸山邸限定の商品はパンダ柄をNIGO君たちがリデザインしてくれて、「ヒューマンメイド」の定番シャツなどにプリントしてもらいました。実はNIGO君は僕の文化服装学院の後輩ということもあって、「先輩の言うことは断らない」というような男気みたいなのがあったかもしれません(笑)。

WWD:「ブラック ウィドウ」は?

丸山:ここ数シーズンのお気に入りブランドです。自分で言うのも何ですが、「ブラックウィドウ」の服が僕すごく似合うんですよ。グラフィカルで遊び心がありながら、トラッドベースでパターンやモノ作りが素晴らしいと思います。

WWD:「ミスター・ジェントルマン」とのつながりは?

丸山:デザイナーの2人とは長く親しくさせていただいています。オオスミ君は「フェノメノン(PHENOMENON)」時代から知っていて、吉井君はセレクトショップのラブレス(LOVELESS)を手掛けていた時に「フィリップ ブラウン(PHILLIP BROWN)」というブランドをご一緒させていただきました。僕の私服の半分は「ミスター・ジェントルマン」というくらい、いつも愛用させてもらっているんです。

WWD:「ベドウィン&ザ ハートブレイカーズ」は?

丸山:デザイナーの渡辺君はモデル時代から知っていて、「ケイタ マルヤマ」のショーにも出てもらったことがあります。「ベドウィン」を始めてからもずっと展示会に呼んでいただいていて、洋服をオーダーさせてもらっている中で、今回一緒に取り組ませていただけることになりました。

WWD:セレクトアイテムだけでなく、自身のメンズブランド「ケイタ マルヤマ オム(KEITA MARUYAMA HOMME)」も並べている。

丸山:せっかくメンズ企画をやるのであれば、「ケイタ マルヤマ オム」がないのはさみしいなと、この企画のためにガウンを作りました。生地はタイシルクで、モデルの田辺あゆみちゃんが手掛けるファッションブランド「アリ(ARI)」とコラボイベントを企画していたときに、タイ出張で見つけたものです。コラボもまもなく発表なのでお楽しみに。

WWD:ウィメンズをメーンに展開しているが、メンズの企画を行おうと思った理由は?

丸山:この企画を多くの人に驚かれるが、1990年代のデビューからメンズとウィメンズを一緒に見せてきています。でも、「ケイタ マルヤマ」にメンズの印象がないということは、それだけ休んできたんだと気づく機会にもなりました。

WWD:今後メンズは増やしていく?

丸山:僕が1990年代にデザインした古着を着ている今の若い子を見て可能性を感じました。今またこのテイストが回ってきていることが新鮮で、この企画をきっかけにメンズを本格的に復活させたいなと思いました。また、今回のように僕が作るだけではなく、仲間のデザイナーたちと一緒に面白いことができることも、長くこの業界にいるからできること。これまでも丸山邸では、僕が今気になっているものを紹介する場としてコラボレーションを行ってきていますが、これがメンズ企画の第1弾。これからもワクワクすることをやっていきたい。

WWD:若者はどのように「ケイタ マルヤマ」の古着を手に入れているのか?

丸山:メルカリですね。「何でそんな昔の服を持っているの?」って聞いたら、「メルカリで買いました」っていう子がいて。僕はずっと、“捨てられない洋服”を作りたいと思ってきたのでそれが実現でき、メルカリは本当にありがたいシステムだと思っています。作った服のバトンが次の方に渡っていることはうれしいこと。出品者の方には「この時のコレクションをまだ持っていてくれたんだ」という驚きと、「今まで持ってくれてありがとう」という感謝の気持ちでいっぱいですね。

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