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「モンクレール」が男女合同ショー 2つのラインを終了し、新たなステップへ

 「モンクレール(MONCLER)」は2018年2月20日19時にミラノで男女合同型のショーイベントを行い、21〜27日のミラノ・ファッション・ウイークの冒頭を飾る。このショーイベントと同時に、“モンクレール ジーニアス ビルディング(Moncler Genius Building)”と名付けた「ブランドの新たな方向性を表すような素材とハブ」を発表する。詳細は明らかになっていないが、顧客と直接コミュニケーションが取れるようなものになるようだ。なお、同イベントはイタリアファッション協会(Camera Nazionale della Moda)との共同開催となる。
 
 モンクレールはブランドの再編を図っており、トム・ブラウン(Thom Browne)が手掛ける「モンクレール ガム・ブルー(MONCLER GAMME BLEU)」と、ジャンバティスタ・ヴァリ(Giambattista Valli)が手掛ける「モンクレール ガム・ルージュ(MONCLER GAMME ROUGE)」を18年春夏コレクションで終了することを11月に発表している。

 レモ・ルッフィーニ(Remo Ruffini)=モンクレール会長兼最高経営責任者(CEO)はその発表時に、「ブランドの成長、そして新たなエネルギーを注入するために、今の消費者に寄り添い、ブランドのアイデンティティーに根差した新プロジェクトを立ち上げなければならない。2つのラインを終了したからといって、モンクレールがファッションの世界から離れるわけでない。新プロジェクトは、新たな感動を与えるような革新的なものになる」と語っていた。

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