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編集長は先週何した? 「プラダ」の花束、「ロエベ」と「バーバリー」の銀座新店、ベイクルーズ発のレモンケーキ

 こんにちは。「WWDジャパン」編集長の向(むこう)千鶴です。毎週どこかでセミナーをしておりますが、これは自分にとって重要な時間。誰かに伝えて理解を得ようと必死に話すことで自分の頭の中が整理されるからです。サステナビリティの話題は特にそう。多くの人がそうだろうから、集まって話す場を作りたいな、と考えております。

11月11日(月)
専門学校でアツめにトーク

 名古屋から名鉄線に乗って知立(ちりゅう)へ。中部ファッション専門学校で春夏トレンドセミナーを行いました。こちらの学校にはなんともう15年近く、定期的におじゃましています。最初に会った学生さんは30代になっているのか…。頑張って仕事しているかな?

 トレンドセミナーと言っても今シーズンの話題はサステナビリティが中心。それがいかにファッションビジネスと深くつながっているか、について力説しました。小難しい話も多いので伝わるかな?と手探りで、反応を確かめながら話していたことが伝わったみたいで、最後に一人の学生さんが「私たちそれぞれに考えています」とまっすぐこちらを見て言いました。とても優しい口調で。そうか、そうだよね。大人より若い皆の方が環境問題や服の廃棄問題などについて考えているくらいだよね。話してよかった!

11月12日(火)
サステナビリティのセミナーへ

 サステイナブル・アパレル連合、通称SAC(Sustainable Apparel Coalition)が行うセミナーに参加しました。SACは米国で発足した団体で、メーカーや縫製工場、素材メーカーなどが加盟しています。今回は、SACが作った「ヒグ・インデックス」という環境や労働に関する企業の取り組みを数値化する指標とツールについてのレクチャーでした。

 ポイントは「透明性」。水の使用や廃棄物管理、エネルギー使用、温室効果ガス排出などに関して数値化し、公表してゆくとはまさに言うはやすし。でも、やらねば。皆で実行しようよ!と、というお話です。私たち地球の住人は、もう後戻りはできませんからね。SACのマリアナ・シェンさんは何度も「ジャーニー」と言う言葉を使っていました。まさに終わりなきジャーニーです。

 事例紹介ではアシックスとファーストリテイリングの2社の話も聞きました。グローバルに展開(販売も生産拠点も)することは、指標の統一と言う点から見てもとても大変です。でも登壇する皆さんはとてもポジティブ。新しい価値を作るって人をポジティブにさせると、サステナビリティの取材をするたびに思います。

11月12日(火)
ベイクルーズの皆さんと会食

 ベイクルーズの方たちとの会食へ。楽しくディープに話し込んだ後にほっこりするお土産をいただきました。「瀬戸内レモンケーキ ボン ヴィヴァン」。ふわふわのスポンジの中に甘酸っぱいレモンのジュレが入っています。奇をてらわない素直な味が好きです。イラストの箱も可愛くてお持たせによいですね。12月から渋谷ブール アンジュで販売するそうです。

11月14日(木)
YKKに模倣品対策取材

 12月にファッションと法律に関する特集を組む予定で、この日は担当の平川記者とYKKへ。模倣品との戦いを取材しました。世界に通用するブランドを作り、守るってこういうことなのだ、と学びました。特集、おもしろくなりそうです。

11月14日(木)
「ロエベ」の新しい銀座店
オープニング

 銀座に新たにオープンした「ロエベ(LOEWE)」の旗艦店のオープニングへ。「カサ ロエベ 東京(CASA LOEWE TOKYO)」という名前の通り、(超おしゃれな)友人の家に遊びに来たみたいな気分になる店です。ぬくもりのあるラグやタイル、クラフトの籠の中に飾られた植物、少々グロテスクな大きいカエルや鳥の置物などの装飾と、商品である服やバッグがリンクして独特の世界を作り上げています。自分が10代だったらこの空間にハートを鷲づかみにされて憧れ、貯金をして頑張って買い物をしたくなっていたと思います。帰り道に並木通りで空を見上げるとすっかり冬空でした。

11月14日(木)
最新号と今日のおやつ


 
 11月18日号は「バッグ&シューズ特集」。素材も色も柄も、自然を感じるデザインがあふれるアクセサリーの傾向を分析しています。カバーオンカバーは「ランバン(LANVIN)」。ブルーノ・シアレッリ(Bruno Sialelli)へのインタビューが読み応えあります。おやつは副編集長からもらったベトナムコーヒー。体重増加中なのでスイーツはなしです。

11月14日(木)
「プラダ」の花束を持って帰る

 「プラダ(PRADA)」がプレ・スプリング・コレクションの一環として青山店で期間限定のフラワー・スタンドをオープンする(18日で終了)とのリリースが紫色のチューリップの花束とともに届きました。無造作にくるんだペーパーがおしゃれだからそのまま抱えて帰りました。いろいろあっても(なくても)、でっかい花束を抱えて帰ればオールオッケー!ですね。

11月15日(金)
「バーバリー」銀座店の
移転改装オープンへ

 「バーバリー(BURBERRY)」の銀座店が移転リニューアルオープンしました。リカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)による新コンセプトを導入したアジアの一号店で、外装も内装もピスタチオグリーン。さらに、銀座の中央通りのフラッグも、銀座駅の柱回りも、銀座松屋の外壁一面も全部、この「バーバリー」のピスタチオグリーンで模様替えしており、まさに銀座ジャックです。

 ピスタチオグリーンも、他店舗でキーカラーに採用しているピンクも可愛いだけではなく、「バーバリー」のトレンチコートが映える色。よく考えられています。店にはいたるところにティッシが好きな大きな瞳のバンビがいます。う~~、連れて帰りたい……。

 ちなみに、正式オープン日が17日なのは、ティッシのラッキーナンバーが17だから。さらにちなみに、ティッシが「バーバリー」デビューをした時のショーの日時も17日で、同日にスタートしたポップアップも17時スタートでした。イタリアの人は縁起を担ぐと聞きますが、ビジネスを左右するショーやショップのスケジュールにも反映するとは徹底しています。