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気鋭ブランドが未発売の新作を古着店に売却して販売 “見た目では分からない価値”を問う

 東京発の「ダイレマ(DILEMMA)」は、2020年春夏シーズンに発売予定のTシャツとパーカを1着ずつ、全国の古着店10店舗に買取に出したと発表した。古着店はドンドンダウンオンウェンズデイ仙台駅前店と金沢竪町店、セカンドストリート富山・掛尾店と神戸三宮店、名古屋・千種駅南店、モードオフ新潟駅南口店、サンステップ福井南店、トレファクスタイル京都・烏丸今出川店、パルストック大阪・南堀江店、バズストア原宿キャットストリート北ウイング店。20年春夏シーズンのイメージに設定した架空の音楽バンド“colourfax avenu”がツアーの際に訪れた地域にある店舗だ。アイテムはそれぞれの古着店が買い取った値段で販売する。

 今回の施策は、「ある人から見ればガラクタでも、別の人から見れば宝物となり得る」という「ダイレマ」のメンバーの考えから実施。アイテムには “colourfax avenu”のロゴとツアースケジュールがプリントされており、ブランドタグの代わりに今回の施策のメッセージが記された限定タグを付けた。

 「ダイレマ」は“狭間にある美”をコンセプトに2017年にスタート。過去には限定コレクションを「ヤフオク!」で1円からのオークション形式で出品するなど、商品の“真の価値”を探る販売方法を行ってきた。今回の古着店での販売は、“ガラクタと宝物の狭間”を示すためのもので、「見た目では分からない価値を消費者に問うために実施した」という。