ファッション

「カンペール」のクリエイティブ・ディレクターが退任 キコらとコラボで若返りに貢献

 スペインのシューズブランド「カンペール(CAMPER)」は6月3日、ロマン・クレメール(Romain Kremer)=クリエイティブ・ディレクターが退任することを発表した。2019年秋冬コレクションがクレメールの手掛ける最後のコレクションとなる。後任は未定だ。

 クレメールは革新的なアプローチのデザインで同ブランドの再建に貢献した。新たな顧客層の開拓や考え抜かれたキャンペーン施策を行ったほか、エクスクルーシブ・ラインの「カンペール ラボ(CAMPER LAB)」を立ち上げ、新しいブランドコンセプトを発信した。

 ミゲル・フルーシャ(Miguel Fluxa)最高経営責任者は「これより新たな章が始まる。彼の功績がこれからの成功に結びつくと確信している」とコメントした。

 クレメールは09年からカプセルコレクション“カンペール・トゥギャザー(COMPER TOGETHER)”のデザインを担当。その後メインラインのコンサルタントを務め、14年にクリエイティブ・ディレクターに任命された。任期中、キコ・コスタディノフ(Kiko Kostadinov)やエコーズ・ラッタ(Eckhaus Latta)などの若手デザイナーとコラボレーションし、ブランドの若返りを図った。「カンペール」に携わる以前は元「ディーゼル(DIESEL)」のアーティスティック・ディレクターのニコラ・フォルミケッティ(Nicola Formichetti)と共に「ミュグレー(MUGLER)」のメンズ・ヘッド・デザイナーを務めていた。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

サステナビリティ特集 ファッションの売り場から始める実践例26【WWDBEAUTY付録:Z世代と考える化粧品業界のサステナビリティ】

「WWDJAPAN」5月29日号の特集は、「売り場から始めるサステナビリティ実践例26」です。サステナビリティ×ファッションの話題は素材開発から店頭へと移りつつあります。本特集ではその事例を多数紹介。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。