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【平成プレイバック】 松下一英スタージョイナス社長が振り返る「雑誌がバイブル」

 平成2年に地元の静岡で洋服屋を始めました。スケートと古着を扱うショップでしたが、当時は藤原ヒロシさんの影響でスケートボードが超流行っていて、雑誌がすごく影響力を持っていました。世の中の全員が雑誌に書いてあることが真実だと思っていて、若者にとっては雑誌がバイブルの時代です。「ブーン(BOON)」(祥伝社、1986年創刊)に載っているモノを集めたら本当に何でも売れましたね。それが今は自分から真実を取りに行く時代になりました。現場に行く、人と会って話す、ネットやSNSで情報を集めるなど方法もたくさんある。昔はバイブルに載せるにはどうしたらいいか、割と狭い範囲でマーケティングすればよかったものが、今はめちゃくちゃ細分化されています。だから大変ですよ。

松下一英スタージョイナス社長:1964年静岡生まれ。水産高校を卒業後、外国航路貨物船のキャリアをスタートするが、閉鎖的な世界に違和感を覚えて4カ月で退職。波乗りとスケートボードに明け暮れる中、91年(平成2年)にスタージョイナスを立ち上げ、静岡にセレクトショップをオープン。2014年にTSIホールディングスに全株式を売却し、2年6カ月で株式売却金額を超える累計利益の積み上げを実現。現在は、LA発のスニーカーショップ「アンディフィーテッド」やセレクトショップ「フィギュア」などを含み20店舗、EC7店舗を運営する

【業界人の「平成プレイバック」
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