ファッション

ネクスト韓流ブームはどうなる? BLACKPINKの元プロデューサーらが語る次世代韓国カルチャー

 韓国のエンターテインメントプロダクション「エクシス(AXIS)」は、これまでの韓流ムーブメントとは異なる道を進む。BIGBANGや、先日「コーチェラ・ヴァレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(Coachella Valley Music and Arts Festival)」にも出演したBLACKPINKなど人気K-POPグループを抱える韓国大手YGエンタテインメント(YG ENTERTAINMENT)の元クリエイティブディレクターであるSINXITY(シン・シティ)が独立し、韓国IT大手のネイバー(NAVER)から出資を受け、2018年2月末月に設立した。4月17日にはボーイズクルーambitious ambitionのメンバー、LOGANとelanが個々に4タイトルのデビューシングルを、また所属アーティストKATIEが新しいシングルをリリースし、日本での本格展開もスタートしたばかりだ。

 ambitious ambitionはいわゆるK-POPグループのスタンダードとは異なり、音楽だけでなく雑誌の発刊、俳優からプロデューサーまでがそろうマルチクリエイター集団を名乗っており、さらにはファッションマガジン「アンビシャス アンビション(ambitious ambition)」を刊行するなど、従来の音楽グループとは異なる独自路線を行く。またKATIEも米国の人気ラッパー、タイ・ダラー・サイン(Ty Dolla $ign)と新曲でコラボするなど、韓国にとどまらない活動を行う。「エクシス」のSINXITY創業者と、ambitious ambitionクルーのLOGAN、elanに、この先の“韓流Zウエーブ”ムーブメントについて話を聞いた。

WWD:独立して「エクシス」を立ち上げた理由は?

SINXITY「エクシス」創業者(以下、SINXITY):YGでは取締役でクリエイティブの最高責任者、またブランド戦略最高責任者として経験を積んだ。アーティストプロデュース以外にもさまざまなクリエイティブコンテンツを作り、多くのクリエイターにいい環境を与えたいと思ったことが理由。

WWD:ネイバーから出資を受けた経緯は?

SINXITY:ネイバーとはYGからの付き合いで、両者が協業したプロジェクトを私が担当していた。YGのヤン・ヒョンソク代表が独立の際にネイバーに推してくれ、またネイバーがIT会社、プラットフォームとして世の中に貢献したいと考えるビジョンが私たちと一致して出資してもらった。ヤン代表は投資の話だけでなく、独立する際にも「すぐに起業したほうがいい」とアドバイスをしてくれましたし、YGの練習生だったKATIEが「エクシス」からデビューすることも後押ししてくれた。

WWD:「エクシス」が芸能事務所ではなく“クリエイティブプラットフォーム”を名乗るのはなぜ?

SINXITY:私たちは所属クリエイターや外部のクリエイター、アーティスト、他媒体とも協業してコンテンツを作りたいと思っている。ambitious ambitionとKATIEは「エクシス」という環境を使ったプロジェクトとして、象徴的なアーティストだ。

WWD:つまり、クリエイターたちの“ハブ”になる形だ。

SINXITY:そう。またそれだけでなく、「エクシス」が持っている環境をプラットフォーム化して、外部のクリエイターやアーティストにソリューションとして提供するビジネスを考えている。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2024-25年秋冬のトレンド総まとめ 鍵は「退屈じゃない日常着」

4月15日発売の「WWDJAPAN」は、毎シーズン恒例のトレンドブックです。パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で発表された100以上のブランドから、アイテムや素材、色、パターン、ディテール、バッグ&シューズのトレンドを分析しました。豊富なルック写真と共にお届けします。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。