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朝8時からオープンする美容室「ホワイト」 カフェ併設で新たな顧客を創出する新サロンビジネス

 東京・原宿にある美容室「ホワイト(whyte)」は朝8時にオープンする。原宿近辺のサロンだと10時、11時オープンが多いだけに、かなり珍しい。また美容室にはカフェも併設しており、相乗効果で新客を獲得している。28歳で同店の代表を務める浜本忠勝代表に、朝8時にオープンする狙いを聞いた。

WWD:美容室で朝8時オープンというのは珍しいが始めた理由は?

浜本忠勝(以下、浜本):平日の仕事の前や休日の予定の前に髪を切りたいといった要望は昔からあって、ある程度の需要はあると思っていたのですが、実際にお店をオープンしてみると予想以上にお客さまが来てくれています。お子さま連れのお客さまも意外と多いですね。営業時間は平日が朝8時から20時、土・日・祝日は朝8時から19時までになります。

WWD:サロン名の「ホワイト」の意味は?

浜本:お客さまの悩みや疑問を解決する“why”と、ナチュラルやオーガニックなものでキレイに浄化するという意味の“white”を組み合わせて“whyte(ホワイト)”という造語にしました。

WWD:「ホワイト」ではカフェも併設しているが?

浜本:カフェの担当をしている前田(稔之)と僕は美容専門学校の同級生で、彼は飲食の方で独立したいという話をしていて、一緒にできたら面白いよねというところから始まりました。朝の8時からサンドイッチが食べられて、飲み物があって、髪を切って、ちょっと早起きしていい一日にしよう、というライフスタイルを提案していきたいと思っています。

WWD:カフェだけでもお客は来る?

浜本:多いですよ。サンドイッチが人気で、テイクアウトもできます。外国の人とかもフラッと入ってきたりしますね。美容室目的で来た人もカフェでドリンクを頼んだりして、お互いにいい相乗効果が現れています。最初は隣にカフェがあることにすごい違和感はあったんですが、今はやってよかったなと思います。美容室だけでは関わることのない人とのつながりが増えました。カフェがあるので、友だちも気軽に来てくれるようになりました。

WWD:現在のスタッフ数は?

浜本:今美容師は4人で、カフェの方は1人です。4月にアシスタントがまた2人入社する予定です。現状では中途採用でスタイリストをどんどん増やして拡大するより、自分たちのコンセプトを理解してもらって、若い人を育てていこうと思っています。2店舗目を出す時もこのスタイルで出店していきたいです。

WWD:美容室で取り扱っているシャンプーやトリートメントはナチュラル系がメインだが?

浜本:お店のコンセプトに“オーガニック&ヴィーガン”を掲げていて、使用する製品もナチュラルやオーガニックのものをメインにしているので、ブランドコンセプトに共感できる製品を使うようにしています。今後はもっと多くの若い人たちにオーガニックのよさを知ってもらいたいし、そのための正しい知識を、サロンを通して発信していきたいです。

WWD:最後に浜本さんのおすすめスタイルは?

浜本:最近は少し強めでボリュームのあるウエーブヘアがおすすめです。今まではヘアカラー中心にミニマムなスタイルが人気でしたが、ボリュームのあるスタイルが新鮮。カラーは寒色よりも、ビビッド過ぎない透明感のあるオレンジが今っぽいですね。

■whyte
時間:月・水~金曜日 8:00〜20:00 / 土・日・祝日 8:00〜19:00
定休日:火曜日
住所:東京都渋谷区神宮前3-27-7