ファッション

ウールマークが米スポーツブランドとスニーカーを共同開発 アッパーにウールを使用

 ザ・ウールマーク・カンパニーは、米スポーツブランド「アスレチックプロポーションラボズ(ATHLETIC PROPULSION LABS以下、APL)」と共同開発した「テックルームブリーズメリノウール(TECHLOOM BREEZE MERINO WOOL」コレクションを発表した。サステナビリティーと機能性を両立したランニングシューズでメンズ、ウィメンズを用意する。ともにブラッシュ、ファティーグ、メリノグレー、ネイビー、レインドロップの5色を展開し値段は250ドル(約2万7750円)。日本での発売は未定だ。

 「APL」が特許を保有するアッパー素材“テックルーム(Techloom)”が、通常のカットソー技術よりも高い通気性を実現。形を維持するように設計したウール リッチ ブレンド認証のニットは、ウールの糸自体に特殊加工を施して強度を増すとともに摩耗を防ぐ耐久性を備えた。両技術によって軽量かつ高い防汚性と防臭性、ウール特有の温度調整機能を持った、1足に仕上がった。また露出したアイレットが足を固定しながらも動きやすくし、「APL」独自のクッション性と衝撃吸収性、エネルギー効率を高めミッドソールの寿命を延ばす技術“プロペリウム(Propelium)”が快適な履き心地を生み出す。

 「APL」の共同創業者の一人アダム・ゴールドストン(Adam Goldston)は「1年半以上にわたって設計とテストを繰り返した末に、世界市場で販売されるテクニカルニット製の靴としては初めてザ・ウールマーク・カンパニーの認証を受けた製品を生み出すことができ、これ以上の喜びはない」とコメント。同じく共同創業者のライアン・ゴールドストン(Ryan Goldston)は「この製品がユニークなのは、メリノウールの糸を80%使用したことで得られる履き心地。それと同時に素晴らしいパフォーマンス性も有している。当社がこれまでに作ってきた靴の中で最もサステイナブルな製品」と語った。

 ウールは防臭性、通気性、吸放湿性に優れる天然素材として、スポーツウエアブランドを中心に改めて注目を集めている。

最新号紹介

WWD JAPAN

アウトドア消費の現在地と未来 ブームは一過性か、それとも日常に定着するか

「WWDジャパン」11月30日号は「アウトドア」特集です。アウトドアウエアが日常的に着用され、商業施設の目玉テナントとして誘致されるなど、市場を席巻しています。キャンプやハイキングなどはコロナ禍に最適なレジャーとしても注目されていますが、このブームは一過性のものなのか、あるいは日常に定着するのか。特集では、自然の豊かさを多角的に発信するアウトドア企業のトップや、ファッション視点で市場を見てきた名物…

詳細/購入はこちら