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1980年代に議論を呼んだ「ベネトン」広告再び タッグを組んだ写真家復帰

 「ユナイテッド カラーズ オブ ベネトン(UNITED COLORS OF BENETTON以下、ベネトン)」は、1980年代に同ブランドの広告で社会問題を取り上げて話題を呼んだフォトグラファー、オリビエーロ・トスカーニ(Oliviero Toscani)と再びタッグを組んだ2018-19年秋冬のキャンペーンビジュアルを公開した。

 トスカーニが撮り下ろした「ベネトン」のキャンペーンビジュアルは、「Nudicome」と題し、さまざまな肌の色のモデルが裸で抱き合いながらこちらを見つめているものだ。かつてトスカーニが手掛けた「ベネトン」の広告同様、ファッションブランドであるにもかかわらず服を主役とせず、人種の多様性を訴えた。

 トスカーニが1980~90年代に手掛けた「ベネトン」の広告はエイズ、死刑、人種差別、ホモセクシャルなどの社会問題に焦点を当てたセンセーショナルな内容で、アートとして高い評価を得た。一方で議論や批判も呼んだが、ルチアーノ・ベネトン(Luciano Benetton)創業者はトスカーニの広告を強く支持し、2人は10年以上にわたり共に仕事をした。ルチアーノは12年4月に引退したが、その後下がり続けていた業績を回復すべく18年2月に復帰し、17年ぶりにトスカーニを呼び戻した。