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「WWD JAPAN.com」の読者が選んだ2020年東京五輪・公式ウエアを頼みたいデザイナーとは?

 すべての競技会場が決まり、2020年東京オリンピック・パラリンピック(以下、東京五輪)の開催までもうすぐ800日となりました(正確には809日)。すでに多くのメディアがまだ見ぬ未来のメダリストに想いを馳せた報道をしていますが、東京五輪に期待するのはそれだけ?ここでは競技者ではなく、競技者たちが着る公式ウエアに注目!“ファッション血中濃度”の高い「WWD JAPAN.com」の読者の皆様に「公式ウエアのデザインを頼みたいデザイナー」についてアンケートを実施し、1000人以上の方々から頂いた回答をもとにTOP10をご紹介。読者の皆様のご意見はいかがなものか……。想像通り、はたまた想定外のランキングか、ぜひご覧ください。

読者が選んだ公式ウエアのデザインを頼みたいデザイナーTOP10

 編集部内でも支持率が高かった「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS以下、ギャルソン)」の川久保玲と、その「ギャルソン」出身の「サカイ(SACAI)」を手掛ける阿部千登勢がワンツー・フィニッシュとなりました。3位は「イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)」の三宅一生。次いで、4位は象徴的なカラーとして黒を用いる「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」の山本耀司。5位はテクノロジーや新技術を積極的に用いた洋服が特徴の「アンリアレイジ(ANREALAGE)」の森永邦彦。以下、「ケイタ マルヤマ(KEITA MARUYAMA)」の丸山敬太、山本寛斎、「アンダーカバー(UNDERCOVER)」の高橋盾、「ミキオサカベ(MIKIO SAKABE)」の坂部三樹郎、「ジュンコ コシノ(JUNKO KOSHINO)」のコシノジュンコと続きました。

全員に共通するのは“パリコレ経験者”

 やはり“日本代表”として戦う選手には「日本を代表するデザイナーの洋服を着てほしい」という想いが現れているのか、1980年代から世界に衝撃を与え続ける川久保玲と山本耀司をはじめ、1位から10位の全員がパリコレ参加経験のあるデザイナーいう結果となりました。有名であるとともに実績をともなう人物が選ばれていることから読者の本気度が伝わってきます。

“スポーツ”と“ユニホーム”のイメージを持ちやすい?

 さらに注目したいのが「ギャルソン」「サカイ」「アンダーカバー」は「ナイキ(NIKE)」と協業を、「ヨウジヤマモト」は「アディダス」とスポーツテイストを特徴とした「ワイスリー(Y-3)」を、「アンリアレイジ」は「アシックス」とコラボしています。また三宅一生は、1992年のバルセロナ・オリンピックのリトアニア代表選手団の公式ユニホームをデザインした経験がある他、青森大学男子新体操部のコスチュームをプロデュースした過去もあります。さらに丸山敬太も日本航空(JAL)グループや建築会社の制服を手掛けた実績を持っているように、海外で活躍する有名デザイナーという要素に加えて、“スポーツ”と“ユニホーム”のキーワードに関連する人物が挙げられているのも興味深い結果です。