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アダストリアの松下正・代表取締役COOが退任、オーナーの福田会長兼CEOが社長に復帰

 アダストリアは、松下正・代表取締役最高執行責任者(COO)が2月21日開催の取締役会後に代表とCOO職を降り、5月24日の株主総会後に取締役からも退任することを発表した。これまで空席だった社長、副社長体制を復活させ、3月1日付でオーナーである福田三千男・代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)が社長も兼務するとともに、木村治・常務が副社長に昇格する。

 松下氏は1960年生まれで、中央大学法学部を卒業後、1989年に弁護士として東京青山法律事務所(当時)に入所。98年にGE横河メディカルシステムに入社し、翌年取締役に、2000年からは台湾総経理を務めた。03年に日本ゼネラル・エレクトリック取締役副社長、05年に「ユニクロ」を擁するファーストリテイリングに入社し、取締役に、持ち株会社化に際してガバナンス機能の強化や、キャビンの買収、FRフランス会長兼CEOなどを務めた。09年にシーメンスに転じ、翌年取締役に就任となり、11年にコクヨの取締役常務執行役員となる。15年5月からアダストリアの顧問を経て、取締役最高執行責任者(COO)に就任し、事業の再編やサプライチェーンの構築、M&Aなどを託されていた。

松下氏がCOOに就任した15年5月28日に3485円だった株価は、今年2月6日に年初来最安値の2107円になるなど、市場からは厳しい評価だった。新人事を発表した2月21日から1日経った今日22日の終値は前日比で7.5%高い2410円だった。