ビジネス

RIZAPがスポーツ店B&Dを買収 サッカーやランニング強化

 RIZAPグループは20日、子会社のRIZAPを通じてスポーツ専門店を運営するビーアンドディー(以下、B&D)を買収すると発表した。B&Dの親会社であるスポーツ専門店大手のヒマラヤが保有している全株式を1円で取得する。B&Dはサッカーやランニングを得意とし、首都圏を中心に27店舗を運営。RIZAPの健康関連事業との相乗効果が見込めると判断した。株式譲渡日は12月28日を予定する。

 RIZAPは自社でスポーツアパレルのプライベートブランドを開発したり、今年5月にはヤマノホールディングスからウインタースポーツ事業を買収したりと、この分野の強化を図ってきた。競技人口の多いサッカーやランニングに強いB&Dを傘下に加えることで、各種スポーツ用品の開発への波及効果を見込む。またRIZAPが持つウェブマーケティングのノウハウをB&Dに注入することで、既存店舗やECでの新規の顧客獲得も期待する。

 B&Dこの数年は赤字が続いていた。2017年8月期の業績は、売上高が前期比3.6%減の72億円、営業損益が2億9200万円の赤字(前期は2億9100万円の赤字)だった。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。