ビジネス

RIZAPが老舗撚糸企業の堀田丸正を買収

 RIZAP(ライザップ)グループは、東証二部上場で老舗撚糸企業の堀田丸正を買収する。6月28日付で堀田丸正の発行する第三者割当増資3500万株を19億円で引き受け、子会社化する。増資後の持株比率は62.27%になる。これまで60%弱の株式を所有し、堀田丸正の親会社だったヤマノホールディングス(以下ヤマノHD)は持株比率が増資後に22%弱に低下するため、子会社から外し、持ち株もいずれ市場で売却する方針。RIZAPは堀田丸正の持つファンシーヤーンを傘下のジーンズメイトや夢展望、馬里邑に供給し、シナジー効果を狙う。堀田丸正は6月28日付で、RIZAPグループ傘下の馬里邑と三鈴の社長を兼任する大西雅美氏が代表取締役に就任、山野義友・現会長と井澤一守・現社長は退任するが、引き続き取締役には留まる。

 1861年創業の堀田丸正は2000年にヤマノHD傘下になり、ファンシーヤーンなどの撚糸事業を中核に、和装やファッション事業を運営。昨年はイエリデザインプロダクツからニット事業を譲り受けるなど、事業の立て直しに取り組んできた。だが、過去10年中4期の営業赤字を計上するなど、苦戦が続いていた。増資で得た19億円は、中国やアジアなどでの海外展開に7億9000万円、国内事業強化に5億7000万円、EC事業の強化に3億8000万円を投じる。

 一方RIZAPは、これまで買収してきた補正下着のマルコやEC専業アパレルの夢展望を、今期から大幅に増益させる計画を組んでおり、堀田丸正も傘下のグループ化によるシナジーで立て直しを目指す。

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