ファッション

古着リメイクブランド「マリオン ヴィンテージ」が1周年でファッションショー開催

 古着のリメイクブランド「マリオン ヴィンテージ(MALION VINTAGE)」は12月3日、ブランドの1周年を記念したイベント「HOTEL MALION」を東京・目黒のホテル、クラスカ(CLASKA)で開催した。ビンテージのリネンを重ねたベッドや緑を装飾した会場では、ブランド初のファッションショーを行った他、2017-18年秋冬の商品や、アメリカとヨーロッパで買い付けてきたウエアを販売。巾着ブランド「オミールザキンチャク(OMEAL THE KINCHAKU)」とのコラボでビンテージ生地を使った巾着バッグは、オープンから数十分で即完売したという。

 ショーでは2018年春夏の新作と、この日のために制作したショーピースを披露した。1950年代のフランスのベッドシーツで作ったギャザーワンピース、古着のデニムを再構成したコルセットやフリルトップス、セーターをリメイクしたスカートなどが登場。いずれも体にフィットしたシルエットやV字に深く開いた胸元、スリットのディテールで、フェミニンさと抜け感を加えている。古着リメイクといっても、いわゆる生成り色のレースを施した“ほっこり感”はなく、トレンド感を意識した色使いやシルエットで色っぽさも感じられるデザインに仕上げているのが特徴だ。

 デザイナーの清水亜樹は「振り返れば、立ち上げからいろんな人に支えられてここまできた。特にシェル(CHER)の山崎(嘉子)元社長には、不定期でお店で販売させてもらうチャンスをもらった後、シェルが終了した後も独立するまでサポートしてもらった」と涙ながらに話し、「古着に抵抗のある人や、リメイクを着たことがない人にも“着てみたい”と思ってもらえるようなブランドにしていきたい。また、一つ一つ異なる自分だけの商品を見つけられるという、一点モノである楽しみを伝えていきたい」と目標を語った。

 同ブランドは今年5月に営業を終了したセレクトショップ、シェルの企画担当だった粕谷栄莉子と店長兼バイヤーを務めていた清水亜樹が立ち上げたブランド。16年12月にシェル内でスタートし、事業のクローズとともに5月に独立。現在、伊勢丹新宿本店2階のリ・スタイル東京の他、名古屋のリルト(LILLT)、石川・金沢のサーティーサーティー(THIRTY THIRTY)などで扱われている。11月7日に放送されたTV番組「ガイアの夜明け 常識を破れ!百貨店はどう生きるか」では、伊勢丹新宿本店での“古着”の新規導入ブランドとして紹介された。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2022年版繊維商社特集 有力企業8社の「今とこれから」を写真と記事で読み解く

「WWDJAPAN」7月4日号は、10年以上に渡って続くロングラン企画の「2022年版 繊維商社特集」です。海外出張と重たいキャリーバック、トラブルシューティングなど体力と精神力が必要で、かつては男性が多かった商社ですが、今では女性も増えています。また、SDGsやサステナビリティなどの社会貢献や働く意義がより問われる中で、会社側の考え方や評価のKPIも徐々に変わりつつあります。

詳細/購入はこちら