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恵山の“新”ブランド「クーシオ」が日本デビュー 東京ストリートを取り入れたアジアンテイスト

 「スパイラルガール(SPIRAL GIRL)」や「ロイヤルパーティー(ROYAL PARTY)」「ミーア(MIIA)」といったヤングブランドを運営する恵山は2018年春から、新ブランド「クーシオ(QUSSIO)」を日本で販売する。

 「クーシオ」は同社が12年に一度立ち上げたが、14年に終了。しかし5カ国で商標権を持っていたことから、海外発ブランドとしてコンセプトを変えて“再始動”した。新生「クーシオ」は17-18年秋冬シーズンにスタートし、今年8月から、i.tアパレルをはじめとした香港や中国、台湾、タイ(EC含む)のセレクトショップなど8店舗で販売を始めた。日本でもインフルエンサーが着用するなど、デビューシーズンから反響があったため、計画より早く、日本上陸させた。

 新生「クーシオ」は“東京ストリート”を軸に、オーバーサイズや鮮やかなカラーリング、スポーツテイスト、レイヤードなどの要素を取り入れたスタイルを提案。年齢を問わず、ステレオタイプをアンチテーゼに掲げた“アンレディーライク”というコンセプトの下、現代のデジタル時代に合ったビジュアルの見せ方やSNS発信を特徴とする。

 ブランドの企画からルックブックなどのディレクションまでを手掛けるのは、高野千波ディレクター。女性誌エディターなどを経て、13年にシンガポールに渡り、日本ブランドのセレクトショップ「Jランウェイ(J RUNWAY)」のバイヤーに就いた。その後、中国で写真家の米原康正と共にウィメンズブランド「ミジャ(MIJA)」を立ち上げた。現在は、バンタンデザイン研究所などでSNSの講師も務めている。

 日本を含む、アジアブランドを熟知する高野ディレクターは、「『クーシオ』の特徴は色の使い方。ピンクや赤も強めな印象にし、ビッグサイズで着やすいカットソーやデニムなどを着崩したスタイリングで、東京ストリートの力強さを表現している。数年間アジアを周り、ファッションを通して、肌の色や宗教の違いなどを学びながら、色の取り入れ方や年齢を問わず着られる服のあり方やSNS映えする見せ方を考えてきた。海外で勝負できる日本のストリートブランドとして、『クーシオ』を広めていきたい」と語る。

 11月24日には、恵山本社で初の展示会を開催。18年春夏シーズンのコレクションをお披露目する。今後は、海外同様、卸販売を中心に、セレクトショップやECサイトを軸に販売する。主な商品と価格は、トップスが4000円〜、ボトムスが6000円〜、ドレスが1万円〜、アウターが1万5000円〜。