ファッション

「青山パン祭り」は食べ歩きだけではもったいない 人気店によるパン作りを体験しよう

 10月に入り、すっかり秋らしくなってきましたね。実は、秋はパンのお祭りがとても多い季節なんです。私たちブレッドラボ(BREAD LAB)が企画・運営する「第12回青山パン祭り」を14、15日の2日間で開催します。両日合わせて100店舗以上のパン店が一堂に会する青山パン祭りの食べ歩き以外の楽しみ方をご紹介します。

 「パン祭り」と聞くと、おいしいパンを買ったり食べたりすることがまず思い浮かぶかと思いますが、今回はパンにまつわる学びの場が充実しています。全国各地のパン店から講師を迎え、発酵にまつわるトークイベントやその場でパンを焼き上げる発酵大学というワークショップを開催します。

 14日は、神奈川県鎌倉市の鎌倉市農協連即売所内に店を構えるパラダイス アレイ(Paradise Alley)の勝見淳平さんと一緒にパン作りが体験できます。“人類皆菌類論”を提唱する勝見さんは、菌の培養や発酵の研究をしながら日々パンを焼いています。独創的な思考から生み出されるパンを会場で再現します。みんなで生地をこねて成形し、自分だけのパンを焼き上げるワークショップです。

 15日は沖縄県宜野湾市の人気店、宗像堂(むなかたどう)の宗像誉支夫さんに、パン酵母を中心に発酵の世界の魅力をうかがいます。宗像さんは琉球大学の大学院で微生物学の研究をしていた菌のプロフェッショナル。小麦粉、林檎、長芋、人参、炊いたご飯などから育てた自家製酵母を使用しゆっくりと生地を発酵させてから、手作りの石窯で薪を熱源にして焼き上げる宗像堂のパンはとても力強く深い味わいです。このワークショップでは、実際にお店で使っている宗像堂の酵母を分けていただき、お土産としてお持ち帰りもできます。憧れのパン店のおいしさの秘密が詰まった酵母を元に、自分だけの酵母を培養しませんか。

 両日ともに会場には生きている酵母のライブラリーが登場予定です。青山パン祭り事務局全員が、パン祭りに向けてコツコツと育てている酵母の生きている姿を観察し、においを嗅ぎ、発酵の面白さを感じていただけるブースです。定番の林檎やぶどうの酵母はもちろん、唐辛子やスターフルーツ、オクラやカカオなどちょっと変わった酵母が並びます。いつも食べているあのパン店の酵母も、ライブラリーに仲間入りするかもしれません。

 第12回青山パン祭りだけの限定メニューも登場します。1つ目は代々木上原にお店を構える人気パン店、カタネベーカリーの肉まん。2つ目は「スパイシークリーミーボリューミーミートボールドッグ」。暗号のような名前のメニューは、大阪の名店、ル・シュクレクールと東京・西麻布のフランス料理店、レフェルヴェソンスの限定コラボメニュー。ビーツが生地に練り込まれたピンク色のホットドッグバンズを使用し、ミートボールやコールスロー、ピクルスを挟んだボリューム満点のドッグです。2人のシェフの想いと技術がぎゅっと詰まったぜいたくなメニューをお見逃しなく!限定メニューに合わせた自然派ワインも楽しめます。

 今回、事務局一押しのパン店による、量り売りのキッチンカーも登場します。14日は、石川県のニオール、15日は、午前中に大阪のル・シュクレクール、午後は石川県の月とピエロのパンが量り売りで楽しめます。いずれの店舗もパン好きをうならせる、おいしいパンを焼く店で、青山パン祭り初出店です。好きなパンを好きなだけ注文するスタイルなので、スタッフとの会話も楽しめます。また、初のアフターパーティーも開催。鎌倉イマジン盆踊り部によるパフォーマンスでスタートし、発酵に精通した寺田本家の寺田優さん、パラダイスアレイの勝見淳平さん、宗像堂の宗像誉支夫さんによるトークショーも楽しめます。

 食べて楽しむだけでなく、パンの深い世界を楽しめる青山パン祭り。出展店舗やワークショップへの参加は事前予約制なので、早めに公式サイトをチェックしてくださいね。

■「第12回青山パン祭り」
日程:10月14〜15日
時間:10:00〜16:00
場所:国連大学中庭 「ファーマーズマーケット」と同時開催
住所:東京都渋谷区神宮前5-53-70

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