ファッション

「アクリス」17年春夏コレクションの舞台をパリからニューヨークへ

 アルベルト・クリームラーがクリエイティブ・ディレクターを務める「アクリス」は、2017年春夏コレクションをニューヨークで発表する。ショーはニューヨーク・ファッション・ウィーク期間中の9月9日に開催予定だが、会場の場所はまだ明らかになっていない。なお、同ブランドは04年からパリ・ファッション・ウィークでコレクションを発表している。

 アルベルトの弟でもあるピーター・クリームラーCEOはニューヨークでの発表について「今回限りのイベントだ」とコメント。ショー後はマンハッタンとパリでオーダーを受ける。今回のショーは、シーズンや「今見て、今買う」コレクションの重要性について議論がなされ、ファッションウィークが変革期にある中での開催になるが、ピーターCEOはこうした変化に注目はしているものの、「私たちの答えはまだ固まっていない」と話した。

 また、アルベルトは16年ファッション工科大学クチュール協会賞を受賞しており、ニューヨーク・ファッション・ウィーク初日の9月7日には、リンカーンセンターで授賞式が行われる予定。「この15年間で、アメリカは私たちにとって最も重要なマーケットになった」とピーターCEO。現在「アクリス」は米国内で8つの直営店を構えており、卸先は「アクリス」と「アクリスプント」のプレタポルテとアクセサリーを合わせると約150店舗に上る。

MILES SOCHA 

訳WWD編集部

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