プーチ(PUIG)傘下の仏フレグランスメゾン「ラルチザン パフューマー(L'ARTISAN PARFUMEUR)」は、調香の技術と創造性に焦点を当てたタレントショー「ル・ネ(Le Nez)」を始動する。フランスのストリーミングプラットフォームTF1+で12月から配信し、2027年には海外展開も予定する。フランスの調香専門学校から集まった30人の学生が6つの課題に挑み、優勝者が手掛けた香水は同ブランドから世界で発売する。SNSで高まる若年層の香水への関心を背景に、調香師という職業の魅力を伝えながら、次世代の才能を発掘する。(この記事は「WWDJAPAN」2026年11月2日号からの抜粋です)
番組名の「ル・ネ」は、フランス語で「鼻」を意味する。スイスの香料大手ジボダンと協業し、独立系コンテンツ制作会社メディアワン傘下の909プロダクションズが共同制作した。全6回、各30分の番組で、フランスの調香専門学校エコール・シュペリウール・デュ・パルファンとイジプカから集まった30人の学生が、6つの課題に挑戦する。優勝者には、自身が創作した香水を「ラルチザン パフューマー」から発売する機会が与えられる。
プーチのトーマス・ジェームズ(Thomas James)=ニッチ&ウェルネスブランド部門プレジデントは、「学生たちにとって、一生に一度の機会だ。『ラルチザン パフューマー』から自身の香水を発売できるのだから」と話す。今回の課題では、すぐに商品化できるようなフレッシュなフルーティ・フローラルなどではなく、独創的なアイデアを生かした香りを求めた。「彼らが何を表現したいのかを発見したい。もちろんリスクはあるが、それもまたプーチらしさだ。創造性を重視する企業文化をよく表している」と語る。
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