
“MIHARA”のムーブメントは、海外にも波及している。海外の卸売先はコロナ禍前の20〜30件から、現在は120件以上に急拡大。特筆すべきは、日本ブランドではほとんど前例の見当たらない北米市場で一定の成功を収めていることだ。“オリジナルソールスニーカー(以下、OGソールスニーカー)”をフックに、ヒップホップカルチャーの波に乗ってファンダムを拡大。三原康裕という“ベテランデザイナー”と彼が作る“シューズブランド”という既成のイメージを超え、ブランドの可能性はグローバルへと広がっている。(この記事は「WWDJAPAN」2026年5月25日号からの抜粋です)
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海外の卸先は「カルチャー濃度」で選ぶ
直営出店も視野

和氣孝治/4OPUS COOP
ソスウのグループ会社である4OPUSは、国内外の直販、卸売り、店舗統括やVMD、販促まで広義のセールス全体を担う。同社の和氣孝治COOに「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARA YASUHIRO)」(以下、MMY)のグローバルビジネスについて話を聞いた。
「MMY」の直販・国内卸売・海外卸売の売上高構成比はおよそ1:1:1。2018年発売の“OGソールスニーカー”のヒットを契機に卸売が拡大し、取引先も様変わりした。「かつてはデザイナーズブランド中心だったが、今はストリート系やスニーカー専門店、ヘリテージ系などさまざまなテイストの店が増えている」と和氣COO。
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