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採用危機から240人採用へのV字回復 美容室「アッシュ」大澤社長が明かすSNSとK-POPによる改革の舞台裏

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ヘアサロン「アッシュ(Ash)」を全国に126店舗(2026年1月1日現在)展開するアッシュ。昨年8月、そのアッシュのトップに、美容師免許を持たない大澤祐二朗氏が就任したニュースは業界を騒がせた。技術者がトップに就くことが多いヘアサロン業界において、同氏はいかにして人気サロンの舵取り役を担ったのか。その異色のキャリアパスと、課題解決へのアプローチ、そして未来への展望を聞いた。

WWD:入社した経緯は?

大澤祐二朗社長(以下、大澤):大学を卒業して、ごく普通の就職活動をしていました。ITとか不動産とか、いろいろな業界を見ていて、どこかに就職できればいいかな、くらいの感覚でしたね。その中で当社も受けて、何社か内定をいただいた中で「ここが一番楽しそうだった」というのが入社の動機です。

WWD:どのあたりが楽しそうだった?

大澤:私が入社した2009年当時は、店舗数が100店舗近くありました。本部に入れば、その100店舗に対して何かを仕掛けられるポジションに就ける。その役割が面白そうだなと漠然と思ったんです。美容師というよりは、店舗運営のようなものに興味を持って入社しました。

WWD:入社してからは、どのような仕事を経験した?

大澤:「ヘアサロン業界を知るためにまずは現場を知ろう」ということで、最初の3年間は現場研修のため、店舗のレセプション業務に従事しました。そこで得た一番の収穫は、美容師と同じリズムで生活できたことです。土日も出勤し、定休日の火曜が休み。朝は掃除から始まり、朝礼をして、営業後は練習している様子を見ながら一緒に時間を過ごしたり、バーベキューをしたり、仕事終わりに遊びに行ったり。完全に美容師たちと同じ生活を送ることで、彼らの考え方や文化への理解がものすごく深まりました。1年目のアシスタントからベテランまで、多くのスタッフと話せたのは、非常に大きな財産になっていると思います。

WWD:その後は?

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