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「かっこいい」が共通言語 メンズサロン「ANSWER」の出勤コーデ【美容師スナップ】

カットやカラーの技術だけでは、美容室は選ばれにくい時代になった。SNSを通じて美容師個人が注目を集める中、服装や佇まい、店全体の空気感もサロン選びの判断材料になっている。こうした変化を背景に、美容師のファッションは自己表現だけでなく、サロンの世界観やブランド価値を伝える役割も担い始めている。

人気メンズサロンの店長として業界内外で活躍してきた内田佳佑スタイリストは2025年6月、東京・渋谷にメンズサロン「アンサー(ANSWER)」をオープンした。26年4月には、原宿に2店舗目を出店。開業から1年あまりでありながら、店内のスタッフはすでに共通した“アンサーらしさ”を持っている。

そんなスタッフたちにどんな美容師でありたいかを尋ねると、共通して「かっこいい」と回答した。黒を基調としたファッションや存在感のあるアクセサリー、色気を意識したヘアスタイル。表現はそれぞれ異なるが、その根底には、顧客から憧れられる美容師でありたいという共通の意識が流れている。5人の出勤服から、「アンサー」らしい“かっこよさ”を読み解く。

「アンサー」の出勤コーデスナップ

SNAP1 井上裕貴「アンサー」渋谷店・店長
「バチバチだけど抜け感を」

内田佳佑代表が「アンサーの兄貴」と評する、渋谷店店長の井上裕貴さん(美容師歴11年目)の今日のテーマは「バチバチだけど抜け感」。レザーベストに「リック・オウエンス」のボトムスを合わせた重厚感のあるブラックコーデに、ウエットな質感のストレートヘアを合わせた。耳にかけた前髪で抜け感を出している。

出勤服で意識しているのは、「お客さまの髪が見えやすいこと」。ハイトーンカラーを希望する顧客が多いため、ヘアが映える黒を基調にコーディネートを組むことが多いという。「お客さまから『この美容師、かっこいいな』と思ってもらえる存在でありたいです」。

「アンサー」を一言で表すなら「黒」。その理由を、「アンサーらしい世界観を一番表している色だから」と話す。働く魅力には、「高みを目指せる環境」と「スタッフ全員の熱量の高さ」を挙げた。最近気になっているヘアスタイルは、金髪のバズカット。「似合うなら一度は挑戦したい」と笑う。

SNAP2 佐藤優太スタイリスト
「真似したい」と思われる存在に

スタイリストの佐藤優太さん(美容師歴11年目)のテーマは、「ミニマル、グランジ」。顔周りに落ちる前髪と長めのレングスで色気を演出し、「僕のお客さまと同じ髪型です」と話す。

ファッションで意識しているのは、「お客さまが真似したくなること」。サイズ感や色合わせまで含め、自身が提案するヘアスタイルと自然につながるスタイリングを心掛けている。「親しみやすくて仲良くなれる。でも、ちゃんとかっこいいと思ってもらえる美容師でいたい」。

「アンサー」を一言で表すなら、「かっこいい」。働く魅力については、「新しいことに挑戦できる環境と、それを応援してくれる仲間がいること」と話す。最近は「ずっと長髪推し」と笑顔を見せた。内田代表からは「アンサーのイケメン」と称される。

SNAP3 冨島佑太さん
「かっこいい」を自分らしく

アシスタント2年目の冨島佑太さんがテーマに掲げたのは、「黒」。艶のあるロングヘアに合わせ、全身を黒でまとめた。「まだアシスタントなので、金銭的にすごく余裕があるわけではありません。その中でも、かっこいいスタイリングをしたいです」。

出勤服では、「誰が見てもかっこいいと思える服」を意識して選ぶという。SNSでの発信にも積極的に取り組み、「真似しやすいファッション」を意識している。「アンサー」を一言で表すなら、「かっこよく高め合える場所」。働く魅力については、「仲が良いだけではなく、切磋琢磨しながら全員で成長できること」と話す。内田代表は「イケてるやつ」とのこと。

SNAP4 方森玲奈「アンサー」原宿店・店長
「女性らしい強さ」をまとう

原宿店店長の方森玲奈スタイリスト(美容師歴7年目)が、この日のテーマに掲げたのは「女性らしい強さ」。姫カットと顔周りに落ちる前髪で印象をつくり、メイクはシンプルながらも「強く見えること」を意識した。リップは「トム フォード」、ベースメイクは資生堂でそろえるなど、細部まで自身の世界観を貫く。

「お気に入りの服を着ること。それが一番です」。出勤服では、誰かに合わせるのではなく、自分が心から好きだと思えるものを選ぶ。美容師としても、「かっこいい女性」であることを大切にしているという。

「アンサー」を一言で表すなら、「なんかイケてる」。今気になっているヘアスタイルはオレンジカラーだ。両腕を彩るタトゥーは、意味のあるものから、純粋にかわいいと思ったデザインまでさまざま。腕に刻んだ数字には、生まれ年や生まれた時刻を取り入れている。内田代表からは「アンサーの母」と呼ばれる。

SNAP5 内田佳佑「アンサー」代表
タトゥーも装いの一部に

内田佳佑代表がこの日選んだのは、黒のタンクトップにワイドパンツとブーツを合わせたスタイル。タンクトップは3年ほど着続けているお気に入りで、生地が薄くなり、傷んできた風合いも含めて気に入っているという。「タンクトップは昔から好きなんです。動きやすいですし、夏はタトゥーも含めてファッションとして見せられる。そこをうまく生かしたいと思っています」。

黒を基調としながら、手元には輝きのあるアクセサリーを重ねた。「自分にはあまり夏っぽさがないので、アクセサリーで少しだけ夏らしさを入れています」。両腕を彩るタトゥーには、内田さん自身の記憶や価値観が刻まれている。片腕には、幼い頃から好きだった音楽や漫画、ゲームなどを表現。もう一方には、「アンサー」にまつわるモチーフや、かつて憧れていた宇宙飛行士を入れた。「宇宙飛行士になりたかったんです。無限の可能性がある感じがして」。

自身がよくする“裏ピース”のポーズや、生年月日と生まれた時刻を組み合わせた数字もデザインされている。好きなものやこれまでの歩みを身にまとい、自分自身の世界観を表現する。

「アンサー」の組織づくりと人材育成

スタッフ全員が口にした「かっこいい」という共通言語はどのように育てているのか。内田代表に「アンサー」の組織づくりと人材育成について聞いた。

店舗情報

◼︎「アンサー 渋谷(ANSWER)」

時間:平日 11:00〜21:00/土曜 10:00〜20:00/日曜 10:00〜19:00
住所:東京都渋谷区神宮前 6-18-11 明治ビル 4F
インスタグラム:@answer_hair_

◼︎「アンサー 原宿(ANSWER)」

時間:平日 11:00〜21:00/土曜 10:00〜20:00/日曜 10:00〜19:00
住所:東京都渋谷区神宮前 4-31-11 re-belle原宿 5F

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