ファッション

明治大学デザイン研究部によるファッションショー「めぐる」 「未完成の完成」を表現

明治大学デザイン研究部(DE.KE.NN、以下、デケン)は、12月6日にファッションショー「めぐる」をPLAT SHIBUYA で開催した。本ショーは、11月1日の学園祭「生明祭」で行ったファッションショーをアップデート。3ルック増やし、ジュエリーアトリエ「ジュエラーズ アトリエ(JEWELLERS ATELIER)」と共同製作した指輪をコレクションに取り入れたほか、会場ではルックブックを配布するなど、ショーコンセプトの1つである「未完成の完成」を表現したという。

建築デザインを研究する団体として設立した当団体にはさまざまな趣味嗜好の学生が集い、現在はファッションやアートなどを含むデザイン研究部として活動を行うデケン。古着アイテムをリメイクしたルック制作を活動の主軸としており、今回のショーのタイトル「めぐる」には廃棄される服が多い中、その服を新たなものへとリメイクし、循環させることに着想を得たという。今回のショーでは着物を含む古着をリメイクしたルックのほか、網戸の網を使用したものも見られた。

学園祭とは異なり、部員たちで会場をリサーチしたり、照明や空間のコントロールも自由度が上がった今回のショー。自身もモデルとして出演した代表の池田安喜さんは「学園祭を経て、部員たちがショーに対するアプローチ方法を明確に持つことができた。プログラミングが得意な部員が音と連動する映像を制作し放映、立体造形に長けた部員が小道具を用意するなど、各々の得意分野を活かして工夫を凝らした」と語る。

続けて「私自身もモデルとして出演したためショーを客観視することは出来ないが、来場者からは良い反応が得られ、自分たちができる中で最もクオリティーが高いショーを届けることができた。部員にとっても充足感に浸り、満足気な表情が印象的だった」とショー後を振り返る。

「例年ファッションショーを行っていたが、ショーのノウハウについての知識も浅く、コロナ禍の影響もあり部内の体制が整っていなかったこともあり、苦労する点もたくさんあった。代表としてこの1年間、部内の基盤を整えながらショーを作ることに奔走した。明治大学生のみで構成され、ファッションに関する専門的な技術や知識がないながらも、“人に魅せる”作品作りに尽力できたと思う。また、ショーを通じて多くの企業や学外のファッションサークルの人たちとも交流することができた。たくさんの人に私たちの活動を支援してもらったことに感謝し、今後は後輩たちにも部内外で色々な出会いがあることを願っている」。

PHOTOS:RYOHEI HASHIMOTO

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