ファッション

「ディオール」がパリ・モンテーニュ通り30番地店をホリデー仕様に装飾 高さ9メートルの観覧車や機械仕掛けの蝶も

ディオール(DIOR)」はパリのモンテーニュ通り30番地にある店舗にホリデー仕様のデコレーションを施した。2023年にニューヨークのサックス・フィフス・アベニューのために「ディオール」が制作した壮大なインスタレーション“夢のカルーセル”の要素を再現した。高さ約9メートルの観覧車や太陽や月を模した回転する装飾、色とりどりの花々の中を羽ばたきながら飛び回る28匹の機械仕掛けの蝶を配置した。

店内にはゴスペル合唱団が演奏を繰り広げ、その脇には特大の金色の装飾品で彩られたクリスマスツリーが飾られていた。デルフィーヌ・アルノー(Delphine Arnault)=クリスチャン ディオール クチュール会長兼最高経営責任者(CEO)は「お客さまに驚きと感動を届けたい。これがクリスマスの魔法だ」と語る。

アルノーは、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)の創造物は、私たちのメゾンの魂そのもの。彼はまさにこのモンテーニュ通り30番地で『ディオール』を創設し、今もなおこの壁の中に彼の存在が強く感じられる」と続けた。

店舗のウィンドーディスプレーはスケール感を操り、巨大な金箔の蝶とミニチュア要素を交互に配置し、オートクチュール工房の裁縫師を思わせる影絵人形が飾られたドールハウスや、苔むしたミニチュア家具の上にハイジュエリーが佇むレプリカサロンなどが並ぶ。

店内のウィンターガーデンでは、モミの木の列が金箔のエンブレムで飾られ、中にはムッシュ・ディオールの愛犬ボビーの形をしたものも。一方、アトリウムカフェ、ル・ジャルダン(Le Jardin)の屋内庭園では、巨大なペガサスの像が輝きを放っている。

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