ファッション

英国発の会員制クラブ「ソーホーハウス」が南青山に2026年春オープン 屋外プールなどを完備

イングランド・ロンドン発の会員制クラブ「ソーホーハウス(SOHO HOUSE)」が、2026年春に日本初進出となる「ソーホーハウス東京(SOHO HOUSE TOKYO)」を東京・南青山にオープンする。場所は、三井不動産が同時期の開業を予定している複合施設「表参道グリッドタワー」内の11~14階だ。

アジアで4番目のハウスは、4フロアのクラブスペースで構成

「ソーホーハウス東京」は、ムンバイと香港、バンコクに続くアジアで4番目のハウスで、ラウンジやベッドルーム、レストラン、バーなどを含む4フロアの会員制クラブスペースで構成される。ベッドルームは全42室を用意し、居心地の良いアットホームな部屋から簡易キッチンや屋外バルコニーを備えたスイートまでを展開。室内は、ビンテージの英国家具とともに、アップサイクルされた着物の生地や裂き織りの家具、寄木細工のフローリングなど、日本ならではのエッセンスを融合した空間に仕上がっている。そして、他フロアには屋外プールをはじめ、床から天井までの窓を備えたウェルネススタジオやコワーキングエリア、ライブパフォーマンスや上映会のためのイベントスペースなどを完備する。

アンドリュー・カーニー(Andrew Carnie)「ソーホーハウス」最高経営責任者は、「東京は、クリエイティブでエネルギーにあふれ、そして文化的な深みのある都市であり、まさにその魅力を『ソーホーハウス東京』で表現したいと考えている。『ソーホーハウス』は、常に都市の文化を形作る人々を集め、繋げることを使命としてきた。東京のアート、ミュージック、ファッション、フード、テクノロジーの領域を超え、またローカルとグローバル、伝統と革新という多彩なコミュニティを一つの屋根の下で結びつけることができる素晴らしい機会になるだろう」とコメントしている。

「ソーホーハウス」は、1995年にイギリス・ロンドンのソーホー地区で創設された国際的社交クラブで、クリエイティブ業界に従事する人々を対象としている。現在、全世界の46カ所で運営し、レストランやバー、ベッドルーム、スパ、ワークスペースなどを提供。会員にはクリエイティブシーンに関わるプロフェッショナルが多く、会員限定のイベントやネットワーキングの機会も多く用意されている。メンバーシップの会員費は年間62万円で、「ソーホーハウス トウキョウ」のみを利用できるローカルメンバーシップの会員費は年間50万5000円だ。

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