「アール・デコ博覧会」の通称で知られる、「現代産業装飾芸術国際博覧会」の開催から100周年を記念し、イベント「アール・デコとランバン(ART DECO ET LANVIN)」を10月11〜13日の期間、東京・丸の内で開催する。また三菱一号館美術館で開催する「アール・デコとモード 京都服飾文化研究団(KCI)コレクションを中心に」展と連動し、“丸の内で体験するアール・デコな3日間”企画を実施。イベントでは「ランバン(LANVIN)」のセカンドライン“ランバン コレクション(LANVIN COLLECTION)”と“ランバン ノワール(LANVIN NOIR)”“ランバン スポール(LANVIN SPORT)”“ランバン オン ブルー(LANVIN EN BLEU)”による限定アイテムを販売するポップアップもオープンする。
アール・デコ様式と
ジャンヌ・ランバン
アール・デコは、1910年代後半から1930年代にかけ、建築や家具、絵画、ポスター、工芸、ファッションなど幅広い分野で、欧米を中心に広く流行したデザイン様式。1925年に開催した「アール・デコ博覧会」では、「ランバン」の創業者、ジャンヌ・ランバン(Jeanne Lanvin)がファションデザイナーとして出展、加えてクリエイティブ・ディレクターとして組織や装飾にも携わっている。同氏は、1920〜30年代のアール・デコを象徴する“幾何学的なモチーフ”“贅沢な素材”洗練された色使い““多文化的影響の融合”などの要素をファッションデザインに取り入れ、当時の貴重なドレスやスケッチ、資料を「アール・デコとモード」展で鑑賞できる。
丸ビルで開催
「アール・デコとランバン」
イベント「アール・デコとランバン」は、丸ビル内のマルキューブで開催。中村圭佑率いる設計事務所ダイケイ・ミルズ(DAIKEI MILLS)とコラボし、軽量鉄骨“LGS”による構造体に、アール・デコを学ぶコンテンツを飾るほか、ダイケイ・ミルズが収集した書籍やマテリアルサンプルなども展示する。
連動企画
“丸の内で体験するアール・デコな3日間”
丸ビルのイベント「アール・デコとランバン」と、三菱一号館美術館の「アール・デコとモード」展の連動企画“丸の内で体験するアール・デコな3日間”では、美術館内に設置のフライヤーと、同展の半券またはQRコードを「アール・デコとランバン」会場で提示すると数量限定でオリジナルステッカーを配布する。また「アール・デコ博覧会」100周年を記念した特別なアートワークを制作、同デザインやロゴを落とし込んだ限定商品を販売する。ラインアップは、“ランバン コレクション”からTシャツとソックス、スカーフ、ハンカチ、“ランバン オン ブルー”からキャップとスカーフ、また三菱一号館美術館内ミュージアムショップのストア 1894限定のタンブラーなどを用意する。イベント「アール・デコとランバン」でフルラインアップを、ストア 1894で期間中に数量限定で取り扱う。
■アール・デコとランバン(ART DECO ET LANVIN)/アール・デコとモード 京都服飾文化研究団(KCI)コレクションを中心に
日程:2025年10月11日〜13日/2025年10月11日〜2026年1月25日
時間:11:00〜19:00/10:00〜18:00
場所:丸ビル 1階 マルキューブ/三菱一号館美術館
住所:東京都千代田区丸の内2-4-1/東京都千代田区丸の内2-6-2