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そごう・西武が「イリス ヴァン ヘルペン」の買い付けを強化する理由は?

 そごう・西武は2016年春夏から、オランダ発のウィメンズブランド「イリス ヴァン ヘルペン(IRIS VAN HERPEN)」の買い付けを強化する。9月にオープンした西武渋谷店A館4階ジャスティンモード内の売り場での取り扱う商品を拡大する他、ECサイト「オムニセブン」での販売をスタートする。16年春夏は、上代ベース約800万円で、28 型(内6 型はそごう・西武限定商品)を買い付けた。商品価格帯は、トップスが10万円〜、ジャケットが15万円〜。ボトムスが9万6000〜20万円。ワンピースが9万5000〜28万円、雑貨が7万〜10万円など。

 北谷昌子そごう・西武 商品部 婦人服飾部バイヤーは、「まるでアート作品のようなコレクションを見せる『イリス ヴァン ヘルペン』は、"アート・ミーツ・ライフ" を掲げる弊社が強化して発信していくブランドの一つ。現在、顧客層は30〜50代の感度が高い女性。中には、地方からアート作品を見に来る感覚で、来店されるお客さまもいる。売れ筋は、クラフト感のあるワンピース。小物が欲しいという要望も多く、今季から弊社のオリジナル商品を打ち出していく」と説明する。その第1弾には、レザーに木を埋め込んだディテールのクラッチバッグ(9万6000円)を企画。また、「今後、イリスの来日時に合わせて、インスタレーションなどのイベントを企画し、ブランドの世界観を訴求していきたい」と北谷バイヤー。

 イリス・ヴァン・ヘルペンは、「アレキサンダー・マックイーン」でキャリアを積み、07年に自身の名を冠したブランドを設立し、アムステルダム・ファッション・ウイークでデビュー。11年1月からはパリのオートクチュール・コレクション期間中にショーを披露し、13年春夏シーズンから、パリ・ファッション・ウィークに参加している。同年1月にフランス国立モード芸術開発協会主催の2014年度ANDAMファッション・アワードを受賞した気鋭デザイナーだ。今年8月には、西武渋谷店のA館3階・5階のウィメンズフロアと、B館5階のメンズフロアのリニューアルを記念して、アーカイブ作品の企画展を開催。また、世界初になる同ブランドの売り場を西武渋谷店A館4階に構えた。