
セガは7月18日、日本1号店となる旗艦店「セガストア トーキョー(SEGA STORA TOKYO)」を渋谷パルコ6階にオープンする。セガはゲームに加え、映画やグッズ、マンガなどの複数のメディアで展開する「トランスメディア」戦略を推進しており、重要な拠点に位置づける。旗艦店業態「セガストア」は5月に上海にオープンしており、世界で2店舗目。渋谷パルコ6階は「ニンテンドー トーキョー」を筆頭に、日本屈指の有力なIP(知財・キャラクター)ショップが集積しており、訪日客の多い渋谷パルコの中でも特にインバウンド比率が高いフロア。セガは「ソニック・ザ・ヘッジホッグ(以下、ソニック)」、ドラマや映画化された「龍が如く」、アニメやマンガ化もしている「ペルソナ」シリーズなどの自社の人気キャラクターのグッズを日本だけでなく世界に発信する。
7月16日に行った記者会見には、内海州史セガ社長COOとジャスティン・スカルポーネ=セガ常務執行役員トランスメディア事業本部長、アーティストの河村康輔、平松有吾・渋谷パルコ店長に加え、人気キャラクターのソニックも参加した。内海社長は「渋谷パルコはファッションやアート、カルチャーが交差する場所。『セガストア』というトランスメディア戦略の最重要拠点のオープンを皮切りに、今後は(ファッションやアート分野の)クリエイターとのコラボレーションも積極的に仕掛けていく」と意気込む。
オープンを記念して7月18〜21日にはソニックが店舗に登場するほか、河村康輔とのコラボレーショントイや手のひらサイズのマスコット型ぬいぐるみシリーズ「セガ こ〜ろ(SEGA CORO)」の販売を開始する。「セガ こ〜ろ」の第一弾としてソニックや龍が如くのキャラクターである桐生一馬などを商品化する。