韓国発のヘアケアブランド「モレモ(MOREMO)」は3月1日、ブランドリニューアルを行った。植物性たんぱく質とアミノ酸のW処方に進化したほか、パッケージを一新。従来のシンプルかつ洗練されたピンクトーンのデザインから、“ポップでかわいい”世界観へと舵を切り、若年層へのアプローチを強化する。
代理販売をしているWONDER LINEの西岡宏星社長は、「ファーストインプレッションを重視し、まずは見た目で“かわいい”と感じてもらうことが大切だった」とリニューアルの背景を語る。「実際に使用することで品質の高さを実感していただき、より多くのファンを獲得したい」と続けた。
リニューアルに伴い、日本初のブランドアンバサダーとして歌手の中島健人を起用。8月から順次、中島が登場するテレビCMも放映をスタートする。7月9日に行われた新CM発表会に登壇し、撮影のエピソードやヘアケアのこだわりなどについて語った。
「髪の毛は僕にとって一生のパートナー」と話す中島は、普段からヘアケアにかなり力を入れているそう。「モレモ」のアイテムの中でも、特に洗い流さないトリートメントの“プロテインバームB”(100mL、1980円)がお気に入りだそうで、「髪にしっかりタンパク質をしっかりチャージできるので、髪が元気になる気がするんです。サラサラヘアをキープするために、欠かせない存在です」とアピールした。
「モレモ」とは?
「モレモ」は、1976年に韓国で誕生したヘアケアブランド。製薬会社で培った技術や研究と、熟練研究者による知見を活かした処方設計が特徴だ。シャンプーやコンディショナーに加え、集中補修系のスペシャルケアアイテムも幅広くラインアップ。その中でも“ウォータートリートメント”は、SNSを中心に話題を集め、ブランドの人気をけん引した代表アイテムとなった。
販路はプラザ(PLAZA)やロフト(LOFT)などのバラエティーストアのほか、マツモトキヨシなどのドラッグストアでも取り扱っている。今後はポップアップストアや街頭広告などを通じて、日本での認知と販路拡大を目指す。