完全個室美容モール「ザ サロンズ(THE SALONS)」を運営・展開するザ サロンズ ジャパンは、9月中旬に10店舗目となる梅田茶屋町店をオープンする。同店は、シェアサロンを手掛けるゴウ トゥデイ シェアサロンとの初の共同出店となる。
美容師のキャリアにおいて、一定期間の技術教育を経て、フリーランス開業から独立出店へのステップは1つの大きな目標になっている。「ザ サロンズ」は、そうした美容師の次のステージを支援するために、完全個室のモール型サロンを展開し、独立出店を実現する環境を提供してきた。
しかし、フリーランスとして活躍していた美容師が「ザ サロンズ」で開業する際には、新しい立地への移動や顧客への案内、再集客といった課題が発生し、心理的・業務的な負担が少なくない。今回、「ザ サロンズ」と「ゴウ トゥデイ シェアサロン」が同一フロアでそれぞれのブランドを展開することにより、美容師は既存客との関係を維持したまま、自然な流れで独立出店に挑戦することが可能になる。
「ゴウ トゥデイ シェアサロン」は全国に50店舗以上を展開し、1000人を超える美容師やビューティシャンが登録する国内最大級のシェアサロンネットワークとして、多くの美容師のキャリアスタートを支えてきた。「ザ サロンズ」は、その次のフェーズである「自分の店を持つ」という夢を、安心かつ効率的に実現できる仕組みを用意している。
ザ サロンズ ジャパンの清水秀仁代表は、今回の取り組みについて「同じ目標の2社がタッグを組むことは、美容師やビューティシャンにとって夢を実現する近道になる。安定した未来を提供できる取り組みには“競争ではなく共創”が必要。今後もこの2社 に期待してほしい」とコメント。
ゴウ トゥデイ シェアサロンの大庭邦彦代表は「フリーランスという自由な働き方と、独立出店という次なる挑戦。この2つを同じ空間で支援できる新たなサロンモデルを、大阪梅田に生み出せたことを大変うれしく思う。両社が培ってきた知見と仕組みを掛け合わせることで、美容師一人ひとりが自分らしいキャリアを描ける循環型の場を実現していく予定だ」と話している。